S12:レセコンORCA/ファイルメーカと連動させる-01

ここから先は三好クリニックでの環境設定となりますね。 先ずは大きな仕組みとして、今回設定したWindows PCの共有フォルダを介して、データーの確認のリクエストや結果の閲覧が出来ます。 つまりこの端末がオンライン資格確認の窓口になっていると言う事ですね。

このやり方の仕組みは、お国の説明書にも図説されているのですが、こういう図、私よく大学時代に研究費の申請書で見ました。綺麗で仕事熱心に見えるのですが、伝えたい人に伝えるべき情報が解りにくい目的意識の無いシェーマなんですね。 
私から見ると、全体像が既に解っている人が自分の頭の整理をするために書かれた図で、大判一枚に書かれた図が10枚近くあると10人中9人は読む気を無くします。 お国が書く文章って大体こういう文章が多いです。 本来これを読む人は初見な訳ですから、その人が何故その文章を読むのか、そしてその人が知りたいと思う情報は何なのか? その部分の集中してぱっとみて1秒で理解出来る図でないと、図の意味はありません。 申請書や説明書が厚くないと安心できない人達の考え方なんでしょうね。 あるいは政府への申請書を使い回しているだけかですな。

何故共有フォルダが設定されているのか



私自身その理由がいまいち理解し難く、実際に作ってみて理解できたので、ここでちょっと説明しときます。


共有フォルダは
3つあります。
  • ボリューム:faceには顔認証機能付きカードリーダで取り出したデーターに対してサーバーからの返答が格納されます。 
  • ボリューム:reqには特定の書式で書かれたXML形式のファイルを自動的にサーバに送信してその結果を、ボリューム:resに戻す
  • ボリューム:resは上記のリクエストの結果を戻してくれます。 大体1秒から2秒ぐらいの間に戻ってくるのでこれには少し感動しました。 
この仕組みも他の方のウエブページでその実例を見て初めて理解しました。
このボリュームでのXMLファイルのやりとりでサーバとやりとりする方法 これが一つ目のやり方です。