血縁者が、突然死をしてしまった。
QT延長症候群、ブルガダ症候群と言われた



若年で健康であった血縁者が突然死をしてしまった場合、心室細動による不整脈死である可能性があります。また御自分もしくは血縁の方が、心電図診断にてQT延長症候群、あるいはBrugada症候群との診断を受けた場合、それらの疾患は血のつながった方へ遺伝する可能性があります。


全く遺伝しない物から遺伝してもその程度が強い場合と弱い場合があります。幸いこれらの疾患のほとんどは比較的予後は良好です。しかしまれに突然死をしたり失神を頻回に生じたりします。そういった場合、内服薬治療以外にも自動植え込み型除細動器が必要となる場合があります。これらの疾患は心臓の電気活動を司っているイオンチャネルの設計図であるDNA(遺伝子)に異常がある場合があります。異常の種類によって治療方法や生活上の注意点が異なるります。採血にて遺伝子異常のチェックが可能です、ご希望の方はご相談ください(現在、当院では行っておらず、慶應大学の不整脈班の遺伝性不整脈の専門のドクターを紹介しています)。

注意;上記は典型的な症状の一例です。個々の患者様に必ずしも当てはまるものでは有りません。必ず症状は主治医にご相談下さい。
三好クリニック(内科)
〜青山・表参道〜