三好クリニック 青山・表参道

内科・循環器・高血圧・不整脈

体を冬眠状態にさせないため、適度な運動が必要


運動によるカロリー消費量は我々の予想よりかなり少ないです。例えば20分ほどジョギングをしても、200kcal程度のエネルギー消費にしかなりません。お茶碗一杯分の白米を食べればそれで帳消しになります。 今日は運動したからたくさん食べようと言うのはほとんどの場合間違っています。 体脂肪を減らすには、食事のカロリーを減らすことが重要です。 しかし食事の量を減らすと、ヒトの体は、まるで冬眠するかのように、体温を下げ、心拍数を減らして体のエネルギー代謝を減らして、カロリー消費量(基礎代謝)を減らそうと体が反応します。 そうなるといくら食事の量を減らしても、十分な効果が得られません。 定期的に適度な運動を続けていくことが、基礎代謝を維持して、体脂肪を減らしやすいからだを維持するのに必要です。

偽の食欲に注意


食事を取った後しばらくすると、妙に食欲が出ることが有ります。 最近では、ストレスなどの精神的な不快感に対する反応としてニセの食欲が出ると説明がされている場合もあります。 一方で、胃腸に入った食物の中の糖質が吸収され尽くして、血糖値が減少してくる際に、一度空腹感があるようです。 しかし、それを我慢すれば、余分な体脂肪を分解して糖を作って供給しようとします。 こうして糖が供給され始めると、一時的に生じた空腹感がなくなり、しばらく空腹感を感じなくなりますし、脂肪が分解されて体脂肪を減少させることができます。 糖尿病で肥満気味の方は、このニセの空腹感に惑わされて、間食を取らないように注意が必要です。 余分な体脂肪が有ればそこに充分なエネルギーの蓄えが有るはず。 それを信じてそのニセの空腹感をやり過ごすことが必要です。この場合、食べてしまうと、さらにそれが呼び水になって、どんどん空腹感が強くなってきます。 手の届くところに食べ物をおいておくのもよく有りません。 私の場合は香りのある紅茶やコーヒーを(砂糖無しです)飲むことで、紛らわせることが多いです。 ただくれぐれも、標準体重を下回るような方はで、このようなダイエットはやめてくださいね。 

経口血糖降下薬


ダイエットを行っても、充分に体脂肪が減らない、血糖値が下がってこない場合、薬剤で強制的に血糖値を下げる必要があります。 経口血糖降下薬はこの10年ほどで大きく変化し、最近は体にそれほど負担をかけずに、低血糖などの副作用の少ない血糖降下薬が使えるようになって来ています。 ぜひ医師に御相談下さい。

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