三好クリニックの診療システム

うちは電子カルテをファイルメーカーで自前で構築してます。
カルテ画面のコピー

ファイルメーカーサーバー


ファイルメーカーSeverバージョンを購入してそちらで共有し、PHP-APIを使ってWeb共有してます。 そのカルテの情報をアップルスクリプトを使ってORCAと連動させてます。 カルテの履歴の確認はSafariを使ってPHPで閲覧出来る様にしてます。 その方がブラウジングで慣れてますし、全文検索とか楽ですから。 あとiPadとかiPhoneとかでも確認出来るので、デスクの前にいなくてもカルテがチェック出来るのが良いです。

ORCAのコピー

日本医師会のオープンソースレセプトソフト・ORCA


ORCAに関しては日本医師会が出しているmonsiajというJAVAベースのアプリケーションがありますが、これはAppleScriptを使ったGUIコントロールに難があって、少し扱いが難しいので、cocoaベースで書かれている、
MaClientというソフトを使ってます。 
今もまだサポートして下さるかちょっと解りませんが、時々OSが変わったときとかに動かなくなるので、お願いしてバージョンアップしてもらってます。 お金払いますって申し上げてるんですが、いつも受け取ってくださらなくて申し訳ないんですけど。 お金払ってでも使い続けたいソフトです。
おそらくはオープンソースのmonsiajをマック用にラッピングして下さってるのだと思うのですが、やはりJAVAベースより使い易い部分もあってMaClientを愛用してます。 

monsiaj/MaClientのオルカベースの入力は結構慣れると便利

 
少し入力に癖がありますが、動作が軽いですし、私意外に気に入ってます。 ただ採血のオーダーシステムなんかと連動したりするために、外部のアプリケーションは必要となります。 オルカはそのままレセプト請求の時にも使います。

オルカを使うメリットとして

特に薬品の情報や保険点数などを定期的に更新してくださるのが有難いですし、公費や保険の情報などのメインテナンスもして下さるので、この部分を自前で作るのはやめておいた方がよいです。 診療どころじゃ無くなってしまいますから。 
メリットとして軽量で使い易いです。
あとトラブルがあったときにメールで問い合わせると2-3時間ぐらいで返答が来る事が多いです。

オルカを使うデメリット


オルカは以前は自前で構築すると無償でしたが、最近は公費などのプラグインを使う場合は一月3850円を支払う必要があります。 この値段は私的には安いと思います。 それぐらいの働きしてくれてます。
一番の難しさは薬剤の検索時に全角半角を区別したりしてしまうので、普通に検索してもなかなか出て来てくれない点や、前方検索がメインなので、頭書きがあったりすると簡単には検索にヒットしない点があります。 この点は後で改善方法を明記して見ます。

三好クリニックでの電子カルテ・レセコン