ORCA-APIを用いたアップルスクリプトの実例02e

次は外来迅速検体検査部分ですが
これは先ず外来迅速検査加算 160177770番があればその下に、採血項目数をMaleList関数でリスト化し、その数から1引いた数が採血項目になりますので、それをXML化してXML0に追加しておきます。
Set_XML_MedicalInformation_FromBlood2023d2

最後に悪性腫瘍特異物質管理料です。
これは悪性腫瘍の病名が付いている患者さんをあらかじめカルテ上でマーキングしておきます。 採血項目で悪性腫瘍関係の項目が有った場合、それが何個有るかで付けるM_codeが異なります。 何個悪性腫瘍の項目があるかは採血オーダー側でカテゴリー毎にカウントしてそれをORCAに送るようにしています。 


Set_XML_MedicalInformation_FromBlood2023e

ここではT_Markerと言う項目に腫瘍マーカー名と登録して2列目としてORCAに直接登録するつもりだったのですが、上手く行きませんでした。 いつか自動で書き込める日が来るまでこの変数T_Markerはお蔵入りになってます。
このXML項目をまたXML0に追記して最終的にXML0として出力しています。
このXMLの配列をチェックするために return do shell script "echo" & quoted form of XML0 & "|tidy --wrap 0 indent-cdata true -xml -utf8 -i "を実行してテストして見ても良いです。 改行無しのXMLデーターが読みやすくなります。 しかし何度も言いますが、Mac上で改行したXMLデーターはUNIX上のORCAサーバーへ送るとエラーが起こるので、改行無しのデーターを送るようにしましょう。

これで採血項目のオーダーをORCA-APIに送る準備が完了しました。

三好クリニックでの電子カルテ・レセコン