内科学会@京都に出席してきました

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新幹線に乗って、京都の「みやこメッセ」で開催されていた内科学会に参加してきました。 朝いつもより少しだけ早く起きて久しぶりに新幹線に乗りました。 京都はまだ桜が少し残っていていてきれいでした。 しかし京都駅は駅舎が狭いというのもあるのでしょうが、ひどい混み方でした・・。 いつもこうやって電車で遠い街を移動してみると、その途中の景色や、知らない街の地下鉄とかを使ったりして、その街での生活をしている人を見るととても不思議な気分になります。 そこにはきちんと社会があり、人の生活があるからです。 当然といえば当然なのですが、きっとそこで一生過ごす人もいたりするのだろうなと考えたりします。 そしてこういった移動がなければ、そういう方々ときっと一度も出会えずに一生を終えるのだろうなと、世界の広さと自分の人生の中で出会える人の数の少なさを実感します。 時々、こういうところで生活していく人生も良いかなーなんて、思ったりするのです。 
大学の時の選択によっては、京都の大学に通い、地元の製造業に就職していたかもしれないことを考えると、東京に来て東京で暮らしている今の自分の生活をちょっと不思議な気分で見つめてしまいます。 おそらく京都で生活していたら、それに何の疑問も持たず、その世界で生活し、東京なんて行けるか!(関西人の多くはそんな人種なのです) なんて思いながらきっと生活していたのでしょう。 今日出かけた地下鉄東山駅などは、小学校の低学年の頃、路面電車に乗ってピアノの先生に通っていたのを、薄ぼんやりと思い出しました。 そして、京都は多くの歴史物語が語られた場所でもあるわけで、少し歩くとお寺があり、そして少し目線を上げると、山が見える。 関西に住んでいた人間にとって、この街から山が見えるというのは当然の感覚で、街から山が見えない広大な関東平野はちょっと味気ない気がします。 別に富士山なんて見えんでいいのです・・。 ちょっと緑や木が見えれば・・。

内科学会の話からすっかりそれてますね。
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大学にいる時には、本当に忙しくて、内科学会などの他科の情報など勉強している暇なかったので、残念ながら専門医の単位を得るためだけに出席出かけていました。 最新の情報が解らなくて迷ってしまったら、外来についている若い医者に、最近どんな風になってるの? って聞くと案外最新のトレンドも教えてもらえたりするので楽だったこともあって、あまり自ら専門分野以外の勉強するモチベーションがわかなかったことや、そんな自分のための勉強をするぐらいなら、下の医者の指導をするための時間を割かなくてはと考えていたこともあったかもしれません。 しかし、開業して一人で診療していると、そうやって簡単に情報を得ることができず、それは怖くてたまらなくなってくることがあります。 私の一般内科の知識は20年前の知識で、そして医学の情報は10年ひと昔と言います。 10年も前の情報はすでに古臭くなっているってことは良くあるのです。 
今回の学会は数時間の滞在でしたが、ウイルス感染症に伴う発癌の話や、肺高血圧症、そして高血圧ガイドラインについての講演を聞いてきました。 私も研修医時代にAIDS患者を一名受け持ったことがありますが、その当時不治の病いだったAIDSも、新薬の進歩で最近はAIDS感染症自体ではほとんど死亡されなくなってきていると拝聴して、本当に時代は変わったものだなと、感心して聞いていました。 昔受け持っていて、なんだかよく解らない状態で手探りて治療していた患者さんの病気も少し思い出して、もしかしたらこの病気なんじゃないか、あの病気だったのじゃないかとか考えたりして、あっという間に帰りの新幹線の時間となって、帰路につきました。 来年も楽しみだったりします。 でも近いところが良いな? できたら東京にしてほしい・・。
三好クリニック(内科)
〜青山・表参道〜