三好クリニック 青山・表参道

内科・循環器・高血圧・不整脈

開院7年目になりました

もう11月も半ばを過ぎ、そろそろ12月、忘年会のシーズンになりましたね。
朝の日の出もだいぶ遅くなって、気温もめっきり下がり、いよいよ冬到来といったところでしょうか?
まだ当院ではインフルエンザの感染者はいらっしゃいませんが、例年12月中旬頃から拝見することが多いです。 皆様手洗いうがいなどできちんと予防してくださいね。 
我々のクリニックも6年を過ぎ、7年目になろうとしています。 本当にあっという間です。  今後とも精進いたしますので、よろしくお願いします。

床掃除

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毎日暑いですね。 昨日と今日は特にあついし湿度も高いですね。
今日から、三好クリニックは夏期休暇に入っています。 一週間ほど休業いたします。 いつも、こういった連休の時に床のワックスがけをしています。 今日も朝から、床掃除でした。 開院した当初は、掃除のやりかたもよくわからず、床にこびりついた汚れを、一心不乱に食器用のたわしでこすっていたのですが、今はポリッシャーとヘラで古いワックスを汚れごと削り取ることで、だいぶ作業効率も良くなり。 開院2−3年ぐらいまでは、床掃除の後は腱鞘炎と腰痛と膝頭がすりむけて、作業後2日ぐらいはほとんど寝たきりだったですが、最近はなんとか翌日には体を動かすことが出来る様になりました。 ワックスを掛けるときに窓を開けないと、溶媒のせいでひどい頭痛になるので、どうしても窓を開けなくてはなりません。 開けると、冷房の室外機の前にいるような熱風が入ってきて、汗だくになりながらの作業でした・・。 確か去年もとても暑い日だった気がします。 もう気候の良い時期にやりたいなーと毎回思いますね。
今年は5月にやる予定だったワックスがけが、レセプトの更新でキャンセルになってしまったため、7ヶ月分の床の汚れがたまっていて、だいぶ見苦しくなっていたので、気分的にもすっきりしました。 でもワックスを掛けながら、これを65歳を超えてからもやることが出来るかなーなんて、考えながら(きっと無理かも・・・)7時間ぐらいかけて、全体のクリーニングを終えました。 これで休み明けからまたきれいな床で患者さんをお迎えすることが出来ます。 皆さんはお盆の時期どこか出かけますか? 熱中症などには十分注意してくださいね。 暑いのに汗かいてない、頭痛がする、吐き気がするなどの症状がありませんか? 最後に小水に行ったのはいつですか? 尿がとても濃い色になってたりしませんか? そんなときは少し水分や塩分の補充が足りないかもしれません。 きちんと水分補給してくださいね。 心不全などで利尿剤を飲んでおられる方は、むやみに水分や塩分を補給すると、呼吸が苦しくなったり、足がパンパンに腫れてきたりします。 きちんと主治医と相談して適切な量の飲水を心がけてくださいね。
ちなみに今日は作業中カルピスウオーター 500ccのペットボトル3本飲みました。 あれさっぱりしていて暑いときにはおいしいですね。 でもよくラベルを見ると一本200kcalもあるんですね・・。 3本飲んだから600kcal・・。 意外にカロリー高いので注意が必要です。

アブレーション研究会@北海道に行ってきました。

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今日はカテーテルアブレーション研究会という研究会に参加するため、北海道に行ってきました。 夏の北海道、涼しいかなと思っていったのですが、暑かったです。 みんな半ズボンとかなんですね・・。  学会の道ばたの街路樹の土が剥き出しの部分に、きれいな黄色い花が植えられていて、なんとなく、地元の人の、季節を喜ぶ気持ちみたいなものを感じました。 冬はきっとあのあたりは雪で覆われているのでしょうね・・。  東京ではあんまり、公道にお花を植えたりする人いらっしゃらないですね。 
アブレーションというのは、不整脈を心臓の中にカテーテルを入れて診断して、不整脈の回路を作っている場所を焼いて電気信号を通さなくして不整脈を治療するというものです。 もちろんクリニックの中ではできませんので、ご紹介することになります。 慶應で診療をしているときには、僕自身術者となってやっていましたが、もう開業してまでやれる治療法ではありませんね。 あまりにも大がかり過ぎますし、ドクターや看護師のチームでやる仕事です。 私が大学をやめてから、すでに6年ほど経過しているわけですが、だいぶ治療法は様変わりしてきており、紹介する際や、治療を選択する際に、そういった最新の治療法を、自分ではやらないにしても知っている必要があります。 
ああいった治療法は、誰もが簡単にできるというものでは無く、やはり手先が器用であるかとか、
3次元的な空間把握能力や、カテーテルの弾性、そして操作の際のラグや遊びを計算しながら、目的の場所にカテーテルを留置していかなくてはなりませんので、どちらかというと、人に教わって誰もが皆達人になるわけでは無く、自分で技術を確立して道を究めるものといった治療法です。 今回のアブレーション研究会は、「心筋焼灼道」というサブタイトルらしく、これを見た人は、これが医療関係の学会とはあまり思わないんじゃないかなと思いました。 でもなんとなく、カテーテルをやっている人間はこういう気持ちですかね。
今回も遠方だったので、2時間ぐらいしか学会場に参加できませんでしたが、日頃あまり目にしない話題だったので、とても勉強になりました。 

メールのあれこれ

今は、多くの方が電子メールやSNSを使っておられるんじゃないかと思います。 昔話をすると少し年寄り扱いされると思いますが、私が初めて電子メールの存在を知ったのは、医者になって2年目 1993年頃でしょうか? その頃はまだtelnetを使ったunix serverでのやりとりで、まだ日本語も扱えず、全部ローマ字で送ってたかもしれません・・・(Ohayougozaimasu みたいに)。 その時代のトレンドはまだ、Nifty等がやっていた、ワープロ通信と言うやつだったと思います。 日本語使えましたからね・・・。 今の人にしてみると何ですかそれ?って感じだと思いますけど。 その頃はそういうもんだったのですね。

患者さんに採血データのやりとりや、電話ではうまく会話の時間が無いような場合に、三好クリニックでは電子メールをよく使います。 少し驚くのは、多くの患者さんがスマートフォンを使っておられて、こちらが電子メールの宛先に送っても、メッセンジャー系のアプリで閲覧されておられる方が多いかもしれませんね。電子メールと、チャットなどのリアルタイム通信を行うメッセンジャーでは全く別物のはずなんですけど・・。 何が違うかというと、電子メールは本当は24時間ぐらい配信が遅れても全く問題にしないプロトコールです。 あと添付ファイルの考え方が違って、こちらからデータなどを送るときにちょっと頭を悩ませることになります。 文字とファイルを一緒に送信しないとか・・。 文字の上限制限があるとか・・。 でも世の中、すぐに多数派が主流になるもので、メールとチャットの細かな違いはそろそろ曖昧になりつつありますね。  そのうちLINEで送ってくれって言われるんじゃないかってビクビクしてますが、さすがに、ほかの人にも見えてしまうかもしれない、LINEにデータや病状を送るのは気が引けます。 でもきっと10年もすると、「Line何それ?おいしいの?」みたいな世界がやってきて、私たちの対応もそれに併せて変えていかなくてはならないんだと思います。

当院でも患者さんから時々メールが来ます。 できるだけ答えるようにしているのですが、実は結構大きな問題があって、返信が確約できないことがあります。 一番大きな問題は多すぎる迷惑メールの問題です。 以前から迷惑メール多かったのですが、去年の年末あたりから急激に増えていて。 今はほぼ1~2分に一本ぐらいの迷惑メールが来ます。 なので、メールでご質問される場合、必ず私の宛名とご自身のお名前を記載していただけるとありがたいです。 なんかファイル開いてくれといったメール・・、危ないですし、返信もできませんので・・・。 1分に1本来ますので、きちんとフィルターをかけないと、寝てられませんし、仕事になりません。 本当に重要な連絡もうまくつながらなかったりします。 なので私は今はAppleの純正のメールを使ってフィルターを設定しています。 iPhoneでもメールの受信をしているので、pop3プロトコールでは無くIMAPを使って、一度振り分けられた迷惑メールが、別のMacやiPhoneでも、迷惑メールに分類されてお知らせがサウンドが省略されます。そうしないと、iPhoneがポンポン1分おきにメール受信を報告してくるので、やってられないのですね。 Appleのメーラーの良いところは、iCloudを使って、使っているすべてのマックのメールのフィルターを同期してくれるところです。 なので、どれか一台マックが起動していたら、きちんと迷惑メールを振り分けてくれる訳です。 海外のzonbie PCから大量に送られてくる通販の広告とか、ヘッダー部分に含まれた文字をフィルターで指定することができるので(ReceivedとかX-malerとかも指定できます)、結構強力なフィルターを作ることができます。 もちろん、自分で設定するので、間違えて設定してしまうと、メールが全部届かないなんてこともありますので・・・。 フィルターの恐ろしいところは、フィルターで迷惑メールと判断された、メールの中に本当に重要なメールが入っていたときに、それが全くわからないという事ですね。 ちょうど見えていないことがわからない、盲点のような存在ですね。 私が使っているNifty.comの迷惑メールフィルターは、迷惑メールが入らずにいつも重要なメッセージだけが迷惑メールに分類されてしまします。 迷惑メールを作る人たちはとても時代に敏感で、時代遅れのフィルターでは絶対に太刀打ちできないのでしょうね。 私は時々、ざっと重要そうなメールが迷惑メールフォルダーにはいっていないか確認してますが、それでも人は必ず間違いをおかしますので、重要な事柄で、返信が無いようでしたら、来院して直接伺った方が安全かもしれません。 

後困るのは、患者さん側がメールにフィルターを設定していて、こちらのメールが患者さん側のメールの中で除外されてしまうケースがあったり、メールのアドレスを変えたけど、こちらに通知が無かった場合、うまくこちらからアプローチすることができない場合があります。 「データ届かないんですけど」って言われて確認してみると、アドレスが変わっていたり、良くわからない業者任せのメールフィルターをかけておられてうまく届かなかったりすることがあります。 その場合は申し訳ないですが、やはり対面でお話させていただいたり、ファックスなどを使わせていただくことをお願いしています。

私どものクリニックでは患者さんへ向けたデータの送付を、一日10件から20件行っているので、患者さん側のメールアドレスが変更された場合、Bouncing mailといって、このメールアドレス該当がありませんと戻ってくる場合があります。 これを見落とすことが実は年に1−2回あって、何回か患者さんからおしかりを受けることがあり、気にしていたのですが、 最近、そういったbouncingメールが戻ってきたときに内容を自動的に解析して、知らせてもらえるようなスクリプト(簡単なプログラムですね)が使えることがわかって、重宝してます。 これもApple mailの機能なのですが、メールの環境設定>ルールで 特定の表題のbouncingメールが戻ってきたら、そのメールの内容をApplescriptに渡して解析させて、患者さんに届いていなければ、警告してくれるようにしています。 Applescriptの設置場所が決まっていることと、特定のフレーズがあるみたいでそれさえわかればなんとかできてしまいます。 残念ながら日本語の説明が全くないんですけど、出来たときは感動しました。 これで年に1回から2回あるかもしれないミスを未然に防げるかなと思います。
http://blog.mundue.net/2012/02/apple-mail-rules-scripts/
http://www.mactech.com/articles/mactech/Vol.21/21.09/ScriptingMail/index.html

レセプト会計ソフトの更新

毎年5月の連休の時には、床のワックスがけをしているのですが、今年はパスしてしまいました。 今年の連休は連続の休みが3日しかなかったというのもあるのですが、実は、レセプトソフトの更新の時期で、その更新のための設定をしていました。 
私のところのクリニックは、コスト削減のためレセプトやクリニックの会計のためのソフトを、日本医師会が作ったフリーソフト、ORCAを使っています。 ORCAは定期的に薬剤や診療点数などのデーターベースを更新してくれるのですが、2年に一回ほどのペースで、システム全体を入れ替える必要があります。 確か2年前も同じような話題があったかも・・。 その際は確か、カルテの高速化のために、SQLデータベースへの直接アクセスの方法をいろいろ試していたように思い出します。  今回はそれまでのORCA 4.8から ORCA 5.0にアップグレードということもあって、実は結構いろいろ問題があって、結局ゴールデンウイーク中は全部のアップグレードが終わらず。 ようやく今日になって、2台のサーバーの更新を終えました。 毎回2年ごとに行う作業なので、覚えているような、覚えていないような・・。 とにかく、Unixというあまり使い慣れないシステムを使って、terminalといって、昔ながらの文字だけを打ち込んで、設定を完了してゆく必要があります・・。 我々の年代の方だと、MS-DOSとか、DOS-Vとかというと思い出されるかもしれませんね。  dirとか、パスとか・・・。 なんだかトラウマになりそうなことをして設定をしてゆくわけです。
何せ2年に一度なので、操作を思い出すのに結構時間がかかりますし、構造をよく知っているわけではないので一旦インストールがうまくいかなくなると、ハードディスクを初期化してから全部はじめからやり直しになってしまったりして。 そうすると丸一日、インストールのやり直しなどにかかったりするので・・、連休でも無いと怖くてできないといったところでしょうか・・。  今回は結局1回操作に失敗して、のべ3台にインストールを行いました。 Unixのコマンド操作は、Macでもほぼ使えるのでこれも勉強と自分に言い聞かせて作業してゆきます。 ただほとんど日常では使わないので2年後にはまた完全に忘れてしまっていると言うことが難点ですね・・。 とにかくその操作や、それに付随する、Applescriptのプログラムの調整とかで、ほぼ休み中ずっとタイピングのしっぱなしで、腱鞘炎がひどくなって、左手が握れなくなってます・・。 床掃除していたら、この腱鞘炎はもっとひどかったかと思うと、やめといて正解でした・・。 でも夏にはやらないとな・・。 でもviの使い方とかSQLのqueryの書き方とか、sedやgrepの使い方がわかるようになるのはなんだか面白いものです。

これを書きながら思い出しました・・。 そういえばファイルメーカーのアップグレードわすれてた・・。 なんだかまたまるまる週末を使わなくてはならないと思うと、げんなりです。

「ちょっとちくっとしますよ」2

前回は、皮膚の表面を貫通するときの痛みの話をしました。 今回は、もう少し深いところ、静脈の壁にある感覚神経を刺激して起こる痛みについて説明しましょう。

患者さんの中には「血管の壁が固いですね」と言われることありませんか? 結構採血の頻度が多いと思います。 これは正確には血管の壁が固いのでは無く、何度も血管の周りに出血し、それが治る際に、少し固めの繊維のような物や、石灰(カルシウム)が含まれた物で修復されてしまうため、血管の周囲が堅く分厚い物で覆われてしまうことによります。 なので高血圧などで問題となる動脈硬化とは全く違う現象です。 安心してください。 この堅い部分を貫通するときに、静脈の感覚神経を刺激して痛みが出たり、壁のところの抵抗が強すぎて、針が血管の中にきちんと入りきらず、採血するときに周囲に血液が漏れ出してしまい、それが痛みにつながることがあります。 もう何度も採血していて、そうなってしまっている人は仕方ないのですが、こうならないようにするには、前回の採血時にきちんと血を止めておくことが大事です。 ここのクリニックでは、皆様の処置の時間をある程度とっていますので、採血したあと、きちんとスタッフが血液を指で止めていると思います。 しかし、大学病院だと血を止めるのを患者さんに任せっきりにしたり、バンドみたいな物で止めたりしているんじゃ無いでしょうか? 血液を止めるのに患者さん任せになってしまうことが多いのです。  イメージ的には、小さな「かさぶた」で血管の穴をふさいだ方が良いというところでしょうか? 血液が止まらず、どんどん大きなかさぶたになって止まってしまうと、表面のかさぶたなら直ったときに「ぽろっ」ととれますが、皮膚と血管の間に出来たかさぶたは、そのまま繊維とか石灰に置き換わってしまうのですね。 

よく患者さんに見られる止血の間違いを説明して見ましょう。
1,すぐ肘を曲げちゃうのは良くないです: 患者さんでよくお見かけするのは、採血したあと、消毒のための綿を肘の内側に挟んで、肘を曲げて綿を落とさないようにして。 反対側の手で、鞄を持って歩いていたり、スマホに夢中になっている人いますよね。 それをするとたいていの場合2-3日すると、肘のところが真っ青になって、大きな内出血を起こしてしまうことが多いです。 肘は伸ばして、反対側の手の指先の腹の部分で押さえてください。 それほど力を入れなくても止まります。
2,指の先っぽで力一杯押し込むのは良くないです: 出血するのが怖くて、指の先端でぐいぐい押し込んじゃったりしている人を見かけることがあります(指を立て押してはいけません)。 指の先端は力が加わりますが、面積が狭く、強く押と、肝心の血管の穴の開いた部分が、指先からずれてしまっていることが多いです。 押さえるのは指の腹で押さえるのが良いでしょう(指を寝かせて)。 それほど力一杯押さなくても、ピアノの鍵盤を軽く沈めるぐらいの圧力で3分ぐらい押さえると必ず止まります。
3,止血用のバンドを過信しないで: 最近止血用のゴムのバンドを着けてくれるところもありますね。 ただあのバンドつけた状態でも肘を曲げたりすると、上の方にずれたりしてしまい、知らない間にバンドが血管の穴を外れてしまうことがあります。 バンドを着けているからといって、あまり安心しないで、きっちり肘は3分ぐらいは伸ばして動かさないようにしておいた方が良いです。
4,血液をさらさらにする薬や、鎮痛剤などを連量している患者さんだと、血が少し止まりにくくなります。 その場合は我々スタッフに任せてください。 
こうやって採血の時にきちんと血液を止めていると、採血の時に何度も刺されにくくなりますし、採血の時の痛みも和らぐ傾向にあります。  採血の時痛いより、痛くない方が良いですよね・・。

「ちょっとちくっとしますよ」1

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採血とか注射とかって痛いですよね。 私も時々採血されますが、平気そうな顔しながら、痛そうだななんて考えながら、足の指をもぞもぞさせてたりします。 大人になったら我慢するもんだって教わりましたから・・・。 
今は違いますが、我々が若い研修医の頃は慶応大学病院の内科外来の患者さん全員の採血をまとめて採血するドクターが決まっていて、 毎週交代で4時間ぐらいの間、ただただ採血するということをさせられてました。 その当時は、いやでいやでしょうがなかったですが、今にして思えば、多くの患者さんで採血のトレーニングができたという面と、外来で見せる患者さんの顔と違う、どちらかというと、とても率直な、厳しい意見を捨て台詞のようにおっしゃられたりして・・。 それで自分たちの立場を理解できるという意味でもよかったのだろうと思います。 患者さんはそういったビギナーが担当するのでいやだったかもしれませんね・・。 今更ですが、すいませんでした。 
私の同級生で一緒に処置室当番(採血当番)に当たっていた人は、少し採血が苦手だったみたいで、よく「へたくそ」とか「今までで一番痛かったよ!」と言われていたのを聞いた覚えています。 私も、言われていたんでしょうけど、なんだかよく思い出せないですね。 きっと自分の傷口を見ない様に忘れているだけなんだろうと思います・・・。 よく当番が終わったと、みんなで昼飯を食べながら、愚痴を言い合っていました。
医者が診察して得られる所見と違って、採血で得られるデーターはとても客観的です。 現在の医療は一人の医者が一人で考え診察するというものではありません。 我々の様な小さなクリニックでも、データーを開示の希望があればすぐいたしますし、ほかの大病院の医者にデータを見せていただいても、多くの医者が同じような意見に達する、そういった治療をしてゆく必要があります。 そういった点で我々医者の治療のよりどころであり、患者さんと病状を確認しあうために必要な検査でもあります。 例えるなら、方位磁石とか車のスピードメーターとかでしょうかね。 磁石やスピードメーターと違って、一度見るたびに痛むのが難点ですが・・。

今、僕は採血するときに、おそらく「ちょっとちくっとしますよ」って申し上げていると思います。 実は、口でしゃべりながら、採血の場所(針の刺位置とか角度とか)を考えているので、自分で何言っているのかあまり覚えていません・・。 でも研修医の頃、先輩の先生が言っているのを聞いて、みんないろんなことを言っていたのを覚えています。 正直どういうのがいいのかって、迷いますよね。 特に子供さんとかだと・・・。
医者:「痛くしないからね」
子供:・・・・(無言)。
医者:「あ!、あそこにアンパ○マンがいるよ!」 チク
子供: 痛ーい! 先生の嘘つき!!

本当はどんなことを言っても痛いのは痛いのです。 ただ、どうしたらより痛くないのか、痛くない方法をいろいろ考えながら採血しています。

ではどうして、針を刺すと痛いのでしょうか? もしかしたら、これを読んでいる人は「馬鹿なんじゃないの、針刺すんだから痛くて当然だよね」と思っている人多いんじゃないでしょうか? でもそんな当然のことを、理詰めで考えていくのが医学なのです。 

針を刺すときに痛みがあるポイントは2つあります。 まずは皮膚の表面の感覚神経です。 皮膚の表面には感覚神経がたくさん分布してます。 でもそれは均一に存在しているわけではありません。 感覚神経のネットワークは、皮膚の表面の「表皮」といわれる、細胞が積み重なった部分の真下あります。 なので痛みの第一ポイントはその表面を貫通するときにあります。 その表皮のネットワークを針で圧迫する、あるいは直接切断して神経が電気信号を出すことで、脳が痛みとして感じとります。 その刺激が弱ければ、人は、それを「かゆい」ぐらいに感じるでしょうし、強ければ、痛みや、あるいはもっと強ければ、熱いという感覚として感じることになります。 その感覚神経は面ではなく、点で感じています。 ですので運良くその点を刺激しなければ、痛みを感じない訳です。 そのネットワークの密度が多いところは痛みを感じやすく、ネットワークの密度が薄いところだと感じにくくなります。 しかしいくら密度の薄いところで針をさしても神経に当たってしまえば、痛みを感じることに変わりありません。 なので患者さんが採血の時に痛かったり、痛くなかったりする原因の一つは、ほんの些細な偶然によって決まっています(なんだか書いてていいわけがましい気がしてきました)。 
脱線しますがこのネットワークの密度ですが、皆さんも簡単にチェックすることができます。 たとえばコンパスや、両方とも針になってるコンパス(デバイダーといいます)で、手や足を触ってみてください。 大きさを狭めていって、針先を2つに感じる距離られる最小の距離、 これを「2点識別閾」というのですが、これが小さいほど感覚神経の密度が高く、痛みに敏感ということになります。 小さいのは、やはり指先とか、手のひらとか手の裏ですね。 肘や二の腕の外側などはそれが大きく比較的鈍感ということになります。 なので通常皆さんの採血をされるときには、肘から採血することが多いわけです。  
皮膚の表皮の厚みや堅さ、そして針の先端の力が加わる面積によっても痛みの強さは決まってきます。 具体的には太い針の方が、針先の面積が大きいので痛みも大きくなります。 そして先端が表皮に当たってから表皮を貫通する時間、皮膚にかかる圧力は同心円状に周囲に広がり、より広い周囲の感覚神経を刺激しますので、針があたってから表面の表皮が貫通して表皮が引っ張られている時間が短いほど、もっと簡単に言うと、「迷いなく、ざくっ」と刺した方が痛みが少ないのです。 これはよく剣豪小説などで、あまりに切れ味がよすぎて、切られたことがわからない、といった表現がありますよね。 また日常では、紙の端とかで皮膚が切れたりしたときに(かまいたちとかっていいますね)、切れた瞬間はわからなくても、後から結構ぱっくり大きく切れてたりすることありますよね。 それは感覚神経が表皮の真下に集中しているので、その部分を抵抗なく切ってしまうと、痛みの神経を刺激する数が減り、痛が感じにくいという原理なのでしょう。 もうちょっと具体的に言うと、「他人の痛みをあまり躊躇しないで、針を迷いなくブッ刺すひと」のほうが、痛みを感じにくくすることができる訳です。 ちょっと術者にとっては複雑なのです。 そしてもう少し踏み込んで言うと、患者さん側が明らかに痛そうにしていると、刺す方も痛いかもという迷いがでて針刺しのスピードが遅くなり、その分痛くなるという悪魔のような法則が成立します。 なので僕自身は、心を鬼にして、指すときは血管を貫通させで奥まで貫かないように手加減しながら、勢いよく皮膚を貫通させるようにしてます。 

さて、だいぶんボリュームが大きくなってしまったので、 採血の時に痛みを感じる理由その2はまた後日掲載します。

続き

人は例外が好き

人は例外が好きだと思います。
物語の英雄や主人公は平凡ではありません。 何か特殊な能力を持っていたり、とてもラッキーだったりします。 そしてそれを平凡な自分たちの人生に直接当てはめようとする大人はいないでしょう。 ダイハードのジョン・マクレーン刑事や、スターウォーズのルーク・スカイウォーカーの様な人生を実現しようとする人はいませんよね。 もしかしたらどこかにいらっしゃるかもしれませんが、それはやはり例外だと思います。 ただ、その中の主人公たちが直面する問題を解決してゆく時の葛藤や心や意志は、形を変えてきっと平凡な我々の生活のなかでも生きてくるものだと思います。

人は例外が好きだと思います。
戦争の英雄や、企業などの成功談は、例外だと思います。 戦場で死んでいった人たちは物を言いませんし、うまくいかなかった発明や没になった企画はそれこそ普通に何万・何億とありそれらは決して語り継がれないからです。なのでそういった英雄や成功談は、無限にある失敗のなかの偶然にもうまくいっただけ、ただ運良く生き残っただけのお話が語り継がれているのだと思います。そしてそれらの成功談や英雄の話を聞くのが我々はとても好きです。 秀吉や信長、松下幸之助やエジソン、スティーブ・ジョブスなど。 彼らの話はとてもドラマティックで、我々を勇気づけてくれることは確かですが、あくまでも例外であって、平凡な我々が彼らのまねをして振る舞ってみても、決して彼らのようにはならないはずです。 

人は例外が好きだと思います。
自分がよく知っている事柄を他人に説明するとき、多くの人は例外の話から始めます。 たとえば、「奥さん知ってました? 私はねそんなこと思ってないんだけど、誰とはいわないけど、周りの人ねみんなあなたのことXXXって言ってるんですよ、やーぁね。」。 たとえば、古文の授業などで覚えさせられた「あり・をり・はべり・いまぞがり」とかを聞いて、なんとなく、「これで古文は完璧」などと思って油断して本試験で玉砕したり。 知っている人間が教える際、間違えを恐れるあまり、例外から教え始めます。 そして教わる人は、例外から覚え、例外を知ってすべてを知った気になる傾向があります。 医者の病気や手術の説明なども、多くの医者は短時間ですべての事項を説明するために、手術という治療の上での例外である合併症の話を延々します。 そのため時々、患者さん側は、「この治療は事故ばかり起こる手術なんだな」と感じてしまうことがあります。 それは、それを説明する人間も、そしてそれを聞く側の人も、例外がとても好きであり、例外こそが印象に残るからなのでしょう。

医学はなんの面白みもない平凡を追求します
医学の仕事は、平凡がどういうものかを客観的に知り、それを皆に伝える仕事です。 平凡に命を長らえる方法、健康な状態を維持する方法を伝えるための物なので本来とてもつまらないものです。 現代の刺激に満ちた世界にどっぷり浸かっている皆様にとって、これは本当につまらないですし、無視されることもしばしばです。 でも最近になって、マスメディアは医学も娯楽にしようとしています。 患者さんへの病気に対する知識や啓蒙は大事だとおもいますが、それをショウやクイズの様に提示して娯楽にするのはとても危険な行為だと思います。 医学はつまらない平凡な物であって、視聴率をとる事や雑誌の売り上げを上げるために無理に楽しく面白くする物ではないのですから。 
去年過熱気味だった週刊現代などに見られる薬の副作用の記事などもそういった物の一つだと思います。 彼らの報道で、彼らの本来の顧客である読者の命を危険にさらしているという事に、彼らが気づいていたかどうか知りませんが。もしも何らかの主義主張があっての記事なのならば、記者自身がきちんと実名を出して報道すべきだし、一般の方でも医療の専門雑誌の情報(MEDLINE 医薬文献検索)は簡単に手に入りますので、記者なのだからきちんと取材して裏付けをとってから記事を書くべきだったのではないかと思います。 

お薬を飲まない選択
私自身、薬を飲むのがあまり好きではありませんので、私の外来では何か理由が無ければあまりお薬処方いたしません。 しかし、処方された薬を飲みたくないとおっしゃる方も多いです。 人工物だから口にいれたくないとおっしゃる方も多いです。 薬の副作用が怖くてとおっしゃられる患者さんもいらっしゃいますね。でも薬の副作用は珍しい例外なのです。 ですが全く無いわけではなので、注意してお薬を使用する必要があるのには変わりありません。
病気があるという事は、戦場に派兵されたと言うことと似ていると思います。 戦場に送られる皆さんに、医者は、「防弾チョッキあげますよ(薬投与します)」と言っています。 しかし患者さんは、「防弾チョッキは重いから着けたくないんだよね」とおっしゃられます。 医者は皆さんに「防弾チョッキの中には時々内側に小さなとげが出ている物があります(薬の副作用)、また材質によってはかぶれたりすることがあるので、そのときは別の物と交換しますのでおっしゃってください。 ただ汗などで蒸れたりするのはこれは我慢していただくしかないでしょうね」とおつたえしてチョッキを渡します。 中には「チョッキからとげが出てたら痛いじゃない、そんな物つけられないよ!(副作用が怖くてお薬飲めません)」とおっしゃられて、防弾チョッキをはじめからつけようとしないで戦場に出る人もいます。「弾など当たらなければどうということはない」とか、「動きが遅くなる分戦闘には不向き」とかおっしゃられる事もあるでしょう。 確かに達人ならそういうこともあるかもしれませんが、それは例外であって、多くの方は重要臓器のある部分をカバーすることで、戦闘で死ぬ確率はずいぶん減るはずです。 あなたは、赤い彗星ではないのですから、身の丈にあった平凡な事をされた方が良いと思います。 「防弾チョッキを着けないほうが良い」という可能性に命をかけるのは皆さんの選択の自由でもありますのであまり多くを申し上げませんが、個人的には「あなたが命をかける場所はそんなところではないのではないかな〜」と思うわけです。

内科学会に参加してきました

今日は、内科学会総会に参加してきました。 日本の内科の先生のほとんどが参加する学会なので、結構大きな学会だと思います。 東京フォーラムのA会場、一番大きな会場を貸し切って3日間に渡って行います。 大学にいる頃には、その場にいるだけで自然に最新の情報が得られるというとてもよい環境なので、正直内科学会に参加するのは、内科専門医や内科認定医の単位を取るという目的が主要だったような気がしますが、大学を5年も離れてしまうと、内科全体の最新の知見を座っているだけで、教えてくれるこの学会の存在は結構ありがたかったりします。 循環器学会みたいに20近い会場を選ぶ必要もなく、ただメインの会場に座っているだけでいいのですからとてもとてもありがたいです。
今回私が参加したのは、偶然でもあったのですが、脳血栓塞栓などの最新の情報で、今の自分の専門分野でもあったので、ありがたかったです。 自分自身の日頃の診察の判断があまり大きく間違っていないことを実感したのと、大学にいる頃に疑問だったことが最近の研究である程度結論めいたものが出始めていることがわかり、あの頃とても悩んだことはやはり間違いじゃなかったんだなと、これからそういう患者さんがいらっしゃったら迷わず対応できるなと、少し安心もしました。 今年の循環器学会がとても残念な学会だっただけに、なんだかとても得した気分です。

日循に参加してきました

なんだかあっという間に3月も終わりになりつつありますね。 まだまだ朝晩とても冷え込みますが、通勤の途中にある桜の花が一つ二つ咲き始めてます。 Spring is Here。 もう春なんですね。 先々週の週末に、日本循環器学会に参加してきました。 毎年行ってますけど、今年は金沢で学会があって、結論から言うとあんまりよくなかったです。

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循環器学会はとても大きな会員を抱えていて、そのため学会もとても大きなものになります。 3日間行われる学会も20近くある会場で同時に会議が進んでいきます。 会員が多いということは、会議場も大きなものが必要で、そのため、学会が開催される場所は、東京、大阪、京都、名古屋が多く、時々仙台や福岡、北海道などがあります。 日本海側ではあまり今までなかったかもしれませんね。 今まで行くことのない街に行けるという意味では、よい観光なのかもしれませんが、大学などで人の多い施設ならいざ知らず、個人クリニックの医者にとっては、参加できる日程できちんとした最新の情報を入手することの方が大事なのです。
 
金沢の街は新幹線が通るようになって、おそらくとても以前よりは開けているんでしょうね。 会場も金沢駅の周辺のホテルの会場をほとんど借り切って開催しているようでした。 しかし、用意された会場一つ一つが小さすぎて、ろくに会場に入ることができず。 一つ一つの会場がいろいろなホテルに分散していて、別の会場に行く気にもなれず・・。 そして参加費は2万というとても高額なものでした・・・。 何というか、循環器専門医の単位を取るためだけに、東京から往復6時間かけて参加したみたいになってしまいました。  正直もうちょっと大きな会場のある街でやってほしいです。 循環器学会の総会ですから・・・。 別に観光しに行きたいわけではないので・・。

でも、駅の周りはとても清潔で新しく機能的に作られていました。おそらく冬の間に雪が降っても、外に出なくてもよいように、地下やアーケードを通っていけるようになっているのでしょうね。 ただ、もう少し小さな学会で行ってみたい街でした。

きっとみんな一緒なんです

中学校の頃の同級生に、スポーツ万能で勉強もすごくよくできたやつがいました。 試験で高得点をとっても、「勉強なんてしてないよ、こんなの勉強なんてしなくても当然とれるでしょう」みたいな感じの事を話していて、あんな人間がいるんだなー、そして絶対にこいつにはかなわないなーなんて思って、自分ではそういう努力をあきらめてしまうような、そういう同級生って皆さんのクラスにも一人か二人いらっしゃいましたよね。 

上京してから会うことも無かったのですが、結婚式の時に久しぶりに会って、同級生みんなで、彼に質問したことがありました。 みんな同じ思いだったんでしょうね・・。 「本当に勉強してなかったのかって?」 そしたら、「当然してたよ、しなきゃ試験の点数なんてとれないよ。 無茶苦茶努力してたよ」みたいに言われて、だまされたとかよりも、愕然としたことを覚えています。 そして同時に、軽々やっている様に見える人も、みんな隠れて努力していたんだなという納得と、その時なんであきらめちゃったんだろうって後悔とかが一緒にやってきました。そしてこういう事って、大人になっても気づかないだけであるんだろうなって思います。

周りの人たちは、贅沢な生活や、食事をしていたり、特に努力したようにも見えないのに元気そうで病気なんかしてないみたいな様に見えますよね。 でもみんな、口に出していわないだけで、それなりに苦労しているんだろうなって思うわけです。 なぜ自分だけ薬を飲まなくちゃいけないのか、 皆なんであんなに、いっぱい食べてるのに太らないのか、なんで自分だけ同じように食べてるのに血圧が高かったり、糖尿になったりするのかって思いますよね。 だけど、実はみんな努力しているんじゃ無いかなって最近思います。 だた口に出さないだけで・・。 かつての同級生の様に・・。  でもそれはその場ではわからないものなんだろうなとも思います。 自分でもそうでしたから・・。 おそらくあのとき勉強やスポーツをあきらめた自分は、あいつは特別なんだと理由をつけて、本当は少しでも楽をしたいという自分の気持ちから目を背けてきただけなんだろうなと思います。 

65歳を超えるようになると、半分以上の方は、体になんらかの問題を抱えているはずです。生活習慣病の治療とても大変ですよね、薬飲むのも好きな人はいないはずです。 でも、きっと頑張っているのはあなた一人では無いはずです。 めげないで頑張ってくださいね。 もしかしたらそのお薬少し頑張るだけで減らせるようになるかもしれないのですから。

寒いですね

毎日寒いですね。 1月に入って、インフルエンザが大流行し、一旦A型の流行は少し収まったように見えますが、花粉症が始まる時期からまたB型が流行し初めますのでご注意ください。 今年のインフルエンザワクチンは後4人分を残すのみで、これがなくなれば今年は打ち止めです。 できれば来院される前に、ワクチンが残っているか確認していただいてから来院ください。 B型の予防としてはまだ間に合うかも・・・。
2月になって学生さんは受験のシーズンで、青山学院も今日は受験があったのか、とても多くの学生さんが表参道の地下鉄の駅に入るのに行列を作っています。 駅伝で優勝したからか、去年とか今年とか受験生の数も多いように思いますね。 
もう2月も半ばを過ぎて、あっという間に春になるのかなと怖い反面、早く温かい春がやってきてほしいと思う気持ちもあります。 

ただ時々2月末頃から3月はじめに、大雪になったりしますので、まだまだ油断はできませんね。 皆さんもお風邪など引かぬようにお過ごしください。

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。
年末年始の休みの影響で、先週と今週は患者さんがかなり多く、予約がとても取りにくい状況になっているようです。 申し訳ありません。

今日は、午後の時間に歯科治療に行ってきました。 ちょうど三好クリニックの上に、中川歯科クリニックさん(
http://http://www.nakagawa-dental.jp)があって、いつも歯石除去のために定期的に通っているのです。 一階上なので通いやすいですしね、助かってます。 ちょうど40歳頃に、親知らずが欠けて、虫歯になったときに、全部親知らずを抜いてから、しばらく何にもなかったのですが、どうやら診療中にのど飴を噛んでしまう癖があって、歯がかけてしまってから、受診し始め、その後定期的に通うようにしています。 
以前は、ちょっとでも欠けていたら、ガリガリ削って、銀歯入れられていた気がするのですが、最近はきちんと虫歯のセンサー(おそらく自家蛍光を測る器械なのでしょうか? 専門外なのでよくわからないのですが)、できちんと評価して削ってくれるので納得です。 なんとなく歯科の世界も10年前よりだいぶ進んでいるんだなって思います。 

仕事納め

三好クリニックは、昨日で仕事納めでした。 これから来年1月3日まで年末年始休暇に入ります。  皆さんにとって今年一年はどんな年だったでしょうか?  三好クリニックは比較的落ち着いた一年でした。 患者さんの中には、色々な重い病気にかかられた患者さんや、出会いと別れを繰り返し、患者さんの総数は去年より少しだけ増え、その結果、少し予約が取りにくくなっていたかもしれませんね。 1週間ぐらい前なら開いている予約も、前日や当日になると、ほとんど埋まってしまって、仕方なく、待合室でキャンセル待ちで待機していただくことが多かったかもしれません。 できれば少し余裕を持って予約を取っていただけるとありがたいと思います。 どうしても、待合室が混み合うと、私自身の落ち着きがなくなり、そのぶん予約を取ってくださった患者さんの診察に影響が出てくるような気もします。 自分ではちゃんとで平常心で診察できている気持ちでいても、実際にはそうでない事も多いと思います。

本日は、恒例のクリニックの床掃除をしました。 床を磨いて、ワックスを掛けるという仕事なのですが、今回は2つほど工夫してみました。 一つは膝当てを買いました。 毎回床の3分の2ぐらいクレンジングする頃に、膝が痛くなり、膝をつけなくなるので、今年はアイスホッケーとかで使うような膝あて防具を買いました。 Made in Chaina でした。 これは意外に良くて、最後まで、膝をついて作業できたので、体勢的にだいぶ楽でした。  あと雑巾を今年は手ぬぐいサイズのタオルを四つ折りにして、糸で縫って使ったのですが(いつも糸を通さずにやっていたのですが)、これは結構絞りやすいし拭きやすい・・。 小学校の頃、裁縫の実習でやった「なみ縫い」と言うやつですね。 老眼で針に糸を通すのが大変だったのと、糸が黒い糸を使ったので、縫い目が結構目立って、 なみ縫いの間隔が一定でないのでなんだかとてもかっこ悪い雑巾になってしまってますが、ああやって縫うだけで、本当に雑巾がけがだいぶ楽になるのですね・・。 知りませんでした。 実習だけでなく、掃除用に各ご家庭で一枚、作ってきてもらって床掃除していた覚えがあります。 母親に頼んで、毎年作ってもらったことを思い出しました。 自分でやるととても不格好になってしまって・・。 ああいうのも、きっちり作ってくれた母親に感謝です。  この床掃除もおそらくあと15年もすると体が動かなくなって、業者等に頼むことになるのだろうなと思います。 60歳ぐらいになると流石に体が辛いかもと思う今日このごろです。
正月のしめ飾りをつけて、植裁に水を入れて、今日は帰宅します。 
今年一年、三好クリニックに通院してくださった患者さんに感謝を申し上げて、年末の挨拶としたいと思います。
良いお年を!

師走ですね

2016-12-08 06.43.18
今年も後1ヶ月を残すだけになりました。  開業して思うのは、大学病院にいるときと違って、毎日同じことをしているので、時間が経過するのが早い気がします。 この前先輩の先生にそのようにお話したら、「それは年取ったからだよ」と言われて、そうなのかもな・・・、と思いました。 表参道は今年はイチョウ並木のライトアップがあり、患者さんもそれを目的にいらっしゃる方もいらっしゃるようです。 
11月は急激な寒暖を繰り返して、12月になるともう気温も安定して冬になったんだなと感じます。 すでにインフルエンザは流行が始まっていると言いますが、こちらのクリニックではまだそれほどたくさんの患者さんがインフルエンザにかかっている様子はなく、どちらかというと咳が長く続くあまり熱のでない風邪と、8度近い熱が出て下痢と嘔吐あるいは気持ち悪いという症状が主体のエンテロウイルス、あるいはノロウイルスなどを思わせる風邪が多い気がします。 でも12月になると例年インフルエンザが多くなってきますので、やはり注意して手洗いや、うがいはされていた方がよろしいかと思います。 インフルエンザのワクチンの予防接種も11月ごろから接種される方が増え、例年12月の末ごろには落ち着くことが多いです。 
12月は 忘年会や挨拶回りで忙しかったり、商売をされておられる方には何かと忙しい季節かと思います。皆様お体大切にあと1ヶ月を乗り切ってください。また受験生の方々は最後の追い込みで忙しい季節ですね。 受験生の方々はあと一ヶ月というわけではないですが、悔いの残らないようにがんばってください。 あんまり頑張りすぎて風邪引いたりしないようにしてください。 ちなみに私は大学受験の1年目は東京のホテルで試験前日深夜から高熱をだして、受験一つ受けられなかった経験があります。 皆様もお体大切に。

クリニック6年目に入ります

三好クリニックのビルの前にある街路樹が、寒さでそろそろ茶色になり落葉をはじめました。ここの街路樹が植えられたのがちょうどクリニックを始めた年の夏だったと思います。 始めの頃は、細い苗木でしたが、今では葉っぱも多くなり、2階のクリニックの窓の前はほぼ半分ぐらい、この街路樹で埋め尽くされてき始めました。 ちょうど高さも2階ぐらいでしょうか? 反対に、はじめの頃は、クリニックの処置室においておいた草花が、光を浴びてとてもよく育っていましたが、去年と今年になって、だんだん日照が遮られて育ちが悪くなりつつあります。 10年も経つと、ほとんど街路樹の影になりだいぶ暗くなるかもしれませんが、夏は少し過ごしやすくなるかもしれません。 仕方ないので、植物が育ちやすくなる波長のLED電球を購入して、クリニック内の植栽が長持ちするようにし始めました。 三好クリニックもこの街路樹とともに、おそらくこれからも続いていくのだと思います。 きっと私のほうが先に引退するでしょうね。 私がこのクリニックをたたむときには、きっと馬鹿デカい街路樹に育っているのだろうと思います。 朝この街路樹を見るたびに、ああこれだけ続けて来たんだなとちょっとだけ木に挨拶して建物に入ります。

お陰様で三好クリニックは今月の16日で5周年をむかえ、6年目に入りました。 開院時にはもしかしたらあまり患者さんいらっしゃらなくて、2-3年でたたまなくちゃいけないかもと思いながらやっていましたが、患者さんも増えて、5年経ってもなんとか続けさせていただいております。 最近は不整脈だけじゃなく、風邪で近所の患者さんも結構いらっしゃって頂いています。 クリニックは11月と12月は、ワクチン接種や風邪等の患者さんが多くなり、どうしても予約が取りにくい状況が続いています。 ご迷惑をおかけします。 今後も精進いたしますので、皆様よろしくお願い致します。

福岡でアブレーション研究会に出席してきました。

福岡国際会議場
私は不整脈専門医という資格を持っているのですが、そういった学会の資格の維持のため、ある程度学会等に参加する必要があります。 単位制になっていて、ある一定の期間に指定された学会に参加したり発表したりしないと、専門医という資格は維持できなくなるのです。 私は今更手術をすることも無いので、アブレーション研究会というカテーテル手術を専門に扱う学会に参加しても、直接的にはあまり恩恵を得られるわけではありませんが、 大学に在籍していたときに疑問に思っていたことが、明らかになってくるのを見るのはなかなか刺激的なものですし、また患者さんをカテーテルアブレーションに送り出すときに、現状どのような考え方で治療が選択されているのかを知る上で、やはりこういった会議には定期的に参加していたほうが良いだろうなと思っています。 大学を離れて1-2年間は、退職したときとあまり大きな違いはなかったですが、今回はちょっとだいぶ様変わりしていて勉強になりました。 
学会は福岡でありました。 福岡まで早朝の飛行機で行き、電車とバスを乗り継いで、学会場に到着したのが10時頃でした。 そこで2時間程、心房細動のカテーテルアブレーションのセッションを聞いて、午後3時の飛行機で東京に戻ってきました。 移動が6時間、空港での待ち時間3時間で、たった2時間ぐらいしか、学会に参加できないのはちょっと残念なのですが、それ以上滞在すると体力的に厳しいので、仕方ないです。 今度は東京でやってほしいな・・。
今回のセッションで感じたのは、5年前には、心房細動の治療に何故か良く効くと言われたある一つのカテーテル治療の方法が全く否定されてしまったということでした。 実際アブレーションをやっていても、やっている我々も全く効いている気がしなかったので、まあ当然の結果だろうなと思って見ていましたが、それが大規模な症例数を集めてあまり効果がなかったと証明されたわけです。 初めてその方法を提唱した人は、ちょっとショックだったかもしれませんね・・、もしかしたらオリジナルの方法が間違って皆に伝わったために生じた悲劇なのかもしれませんが、その治療原理を考えるとちょっと狂ってるとしか思えない方法だったので、当然の結果だったのだと思います。
もう一つは、心房細動のカテーテル治療の際に、電気信号が弱い部分が見られるのですが、 通常の肺静脈の隔離手術のあと、その弱い部分の周囲を丹念に焼くと、より再発が少ないと言うもので、これはなるほどなと思う方法でした。  心房細動のアブレーションを何度も何度もやらなくては止まらないような患者さんにとっては、この方法は結構良い方法だなと思いましたが、これも本当の結果が出るのにもう少し時間がかかるかもしれませんね。 いずれにせよ、心房細動で悩んでいる患者さんには朗報でしょうね。

 

魂の重さ

私の中学校からの友人でとてもゆっくり言葉を話す人がいます。 大人になって久しぶりに会ってみると、ゆっくり口調はあまり変わっていないので、皆で安心したりします。 反対にとても早口な人もいらっしゃいますよね。 早口すぎて時々何を言っているのだかよくわからなくなったり、ゆっくりの人はそのゆっくりの口調が気になって、後になって思い出すのはその話の内容よりも、その話し方の印象の方が強く残っていたりすることってありませんか?

会話のスピードや思考のスピードがほんの少し異なると、それだけでコミュニケーションがうまく取りにくい。 それは医者と患者さんの間にも起こります。 とてもゆっくりと喋る患者さんから、早口でよく聞き取れない患者さんが、最後の方は独り言みたいな感じになっちゃう人もいたりします。 「そこから話始めますか・・」というようなあまり脈絡のなさそうな話から入って、最後にその病気の症状にたどり着く患者さんもいますし。 こちらから積極的に聞かないと、座った早々に「かわりませんね」の一言で済ませてしまおうとする患者さんもいらっしゃいます。 患者さんによっては、人生の始めから猛烈なスピードで語り始める方もいらっしゃいますし、自分の言葉でゆっくりと、病気のことを語られる方もいらっしゃいます。 ゆっくりと喋る患者さんには、身内の付き添いの方がついてこられることが多いように思います。 付き添いの方が本人の話を途中で遮って、お話を始めてしまって、本人が途中から黙ってしまったりする場合もあります。 単位時間に多くの情報を発信する早口の人が必ずしも理知的ではなかったりすることもありますし、ゆっくりもっさりしゃべる人が、愚鈍ではなかったりしますね。 言葉を話すスピードが遅いか早いかは、その人の心の性質や魂の価値とは全く異なるものだと思います。 極端な病気の例を挙げると、言葉をしゃべる能力だけがなくなってしまったり、全身の筋肉が動かなくなる病気があります。 その事を知らなければ、患者さんを魂のない物体のように扱ってしまうことがあります。 たとえ一言もしゃべらないからといって、その人に魂が無いわけでは無いですよね。

どういった喋り方が最も適切な喋り方なのか、私にはよくわかりません。 たた診察の時間が十分あるとこちらの心に余裕もあり、会話のスピードとは関係なく、患者さんの言葉に魂の重さや魂の性質を感じる瞬間があります。 それは医者の勝手な思い込みなのかもしれませんが、私はそういう時間が好きです。 なので予約時間いっぱい使って患者さんの話を聞いてみたいなと思うわけです。 しかし、忙しかったり、辛かったりして、その時に自分に余裕が無いときには相手の魂を感じることができなくなり、回りくどく話をしてしまう人や、ゆっくり話してしまう患者さんに対して、不本意にもイラッとしてしまったり、あるいはあまりにも早口で多くの情報を一度に話そうとする患者さんの話に圧倒されて、思考停止に陥ってしまい、器械的な対応をしてしまうことがあります。

そしてその反対側の現象も起こっているはずです。 病気の症状が辛かったり、将来の心配等のために、心に余裕がなくなってしまっている患者さんに対する時、私の声は余りにも滑舌や通りが悪く、出身地の言葉のなまりがあり、その喋り方が患者さんの耳についてしまって、十分こちらのお伝えしたい意図が伝わらなかったりすることがあるのではないかなと思います。 私の経験的に、医者や教育の現場では、こちらが話したことは、一回でだいたい30%ぐらいが伝わっている様に感じます。 それが普通なのだと思います。 なのでできるだけ簡潔に、そしてできるだけ平易な言葉で、何回も違う言い回しで説明するように意識していますが、それも待合室が混雑して来ると、どれだけうまくできているか自信ありません。

会話のスピードがちょっと違うだけで、意思疎通が難しくなるのですから、コミュニケーションというのはとても難しいものなんだということがわかると思います。 少しゆっくり喋るだけならなんとかなるでしょうけれど、 例えば相手が、自分の半分ぐらいのスピードで話したとしたらどうでしょうか? それでもゆっくり耳を傾けることもあるかもしれませんね。 でもきっと話の途中でその人の言いたいことをこちらで勝手に要約して相手の話を遮ってしまうんじゃないでしょうか? さらに4分の1ぐらいのスピードだったら? きっと10分の1ぐらいのスピードで話していたら、その人が言葉を喋っているのか呻いているのかわからないですよね・・。 ヒト以外の生物は言葉の代わりに行動で自分たちの意志を示そうとします。 イヌやネコになんとなく感情があるのはみなさんわかりますよね。 クジラやイルカだって同じです。 それは彼らの行動や行為の時間感覚が我々人間の理解できる範囲内のスピード、言い換えると「生物学的時間」とでもいうのでしょうか? それを持っているからなのだと思います。 それより早すぎたり、遅すぎたりするときっと人間にはその活動に魂があるのかどうか、心があるのかどうか判断することは難しいはずです。 例えば、植物に話しかけて育てるとよく育つと言うことを聞いたことがあるでしょう。 植物は育つと言う行為を介して、人と魂のやりとりをしているのではないかなと思ったりします。 ただ余りにもゆっくりすぎて、人間側が注意深く観察しないとわからないぐらいなのではないでしょうか。 反対にゴキブリや蜘蛛や蚊などの昆虫は、たたきつぶそうとするとその風圧を感知して、たたく直前にすり抜けていきます。 彼らの生物学的時計はもしかしたら人間よりもっと早すぎて、彼らの世界では人間や脊椎動物はほとんど止まっているように見えているから意志疎通がないだけで(人間が植物をみるような感覚で)、やっぱり心や魂はあるのではないかと想像したりしてみます。 脳が小さいだろうとか脳が無いとか言う反論もありますが、心や魂が脳にあると言う科学的な根拠はありませんので、脳の大きさと魂の性質には関係がないと思います。 
ここまで話を大きく広げてしまいましたが、ゴキブリの魂と共感したいわけではありません。 将来もしも共感することがあったとしたら、その時はきっと医者を辞めていると思いますので安心してください・・・
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秋らしくなってきました

もう9月も終わりに差し掛かり、残暑も去り、気温は秋らしくなりました。 今年の夏は、東京は毎週のように台風の直撃を受け大変でしたね。 
台風の雨風が強くなるとさすがに予約をキャンセルされる患者さんも多く、1週間先に予約を移動したのに、その日にまた次の台風がやってくるなんてこともあったりしました・・。 また今年の台風は迷走したり、変化球のように進行のスピードが急激に早くなったりして、いつ雨が強くなるのか天気予報も全くあてにならなかったですね。 私も登院の時に、雨足が強いようならジーンズで登院して仕事場で着替えるようにしたりしているのですが、今回も何度もそのタイミングを見誤ってスボンがグズグズになってしまいました。
患者さんの中には車椅子の方や杖をついた方もいらっしゃるのでそういった方はやはり無理せず日程を変更していただくのが良いと思いますが、付き添いの方の日程などの都合もあり、強い雨の中雨合羽を着て来院されるかたもいらっしゃったりして、通院するのも大変だなと感じました。 流石にもうそろそろ秋雨前線も諦めて南の方にいってくれるんじゃ無いかと思うのですが、どうなりますやら。 でも例年10月ごろまで残暑が続くことを考えると今年は少し過ごしやすいかも知れません。
ちなみに、このクリニックには開院から患者さんの忘れ物のビニール傘が一雨ごとにだんだん溜まってきていて、そろそろ骨の少し曲がったりしている古いやつは捨てようかなと思っています(よろしいですかね・・)。 皆様もできれば傘の忘れ物のないようにお願いします。 
10月になると、そろそろインフルエンザのワクチン接種の季節になります。 まだこちらには納入がされるようになると価格がわかりますので、それを見ながら今年の価格を決めさせてください。 

お盆ですね

お盆ですね。 
大学の入学試験の二次試験で、「死について述べよ」といった設問があったことを、この頃ふと思い出します。

普通に話して送り返した患者さんが、一週間後に突然家族や警察から死去されたとの連絡が入ることがあります。 また病棟で徐々に死に向かってゆく患者さんを看取ることがあります。 医者はおそらく死の前後に立ち会う機会が最も多い職業の一つなのでしょう。 試験を作った出題者は、そういった将来の医者としての死生観を、医者になる覚悟を聞いていたのだと思います。

患者さんと話していて死について話題になることがあります。 例えば高齢の患者さんが「もう死にたいです」とおっしゃる場合や、癌などで患者さん自身が濃厚に死の気配を感じている場合です。 
その時我々医者たちは、「そんなこと言わず、まだまだ頑張ってくださいよ」とか「まだ大丈夫、死にませんよ」と申し上げたりします。 でもそれが本当にその時にかけてあげる言葉として適切な言葉なのか、私はいつも迷います。 何せこの言葉はこれからも生きてゆく人からの言葉だからです。 死について身近に感じている患者さんにとって、それはとても孤独にさせる言葉なのかもしれません。
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日本不整脈心電学会に参加してきました。

日本不整脈心電学会に参加してきました。 今回は北海道・札幌でした。 ちなみに私ごとですが、北海道に行くのは初めてでした。 診療の関係もあって、今回は最終日の日曜日の半日だけの参加でした。
北海道日帰りなので、思いっきり早い時間帯の飛行機をとったのですが、気がついたら、自宅から始発に乗っても到着しないことに気づきました・・・(汗)。
札幌コンベンションセンター
新千歳空港から札幌まで、1時間近く電車でかかるのには少々びっくりしましたが、グーグル・マップ先生のおかげでなんとか無事にコンベンションセンターに到着、はじめの方少し聴き逃しましたが、シンポジウムに参加してきました。
一つ目のセッションは、私が大学をやめてから市場に出てきた「心房細動のバルーンカテーテルでのアブレーション」でした。 性能や安全性がどうなのか気になっていたのですが、どうやら今まで慶應で見てきた心房細動の従来通りの高周波カテーテルでのアブレーションと時間も安全性もほとんど変わらない様でした。 すべての心房細動のアブレーションがこのバルーンに置き換わるのかなと思っていましたが、それはちょっと違いそうですね。 ただ、現場で自分の目で見たわけではないのでちょっと判断は迷います。 
もう一つのシンポジウムは「無症状の発作性心房細動の患者さんに脳梗塞の治療をすべきかどうか、もう少し心拍数の遅い心房頻拍等の患者はどうするのか」といった話題でした。 無症状なのに発作性の心房細動を診断するのは、ちょっと矛盾しているのですが、(症状が無患者さんに心電図を取らないと、心房細動が見つかりませんので)、とある理由で、植込み型のペースメーカーや心電図記録装置を入れておられる患者さんの発作性心房細動と脳梗塞の発生の関係を研究された先生がいらして、その方のお話を聞いてきました。  本当はこの無症状の心房細動や心房頻拍を見つけるのが難しいのです。 例えば年に3回ほど心房頻拍が6分以上続くけれども、自覚症状が無い患者さんがいたとして、その方が偶然心電図をとって、心房細動が見つかるかというと、そういう確率は約0.001%程度です。 それでもその心房細動が原因で、脳梗塞になる可能性があるということだそうです。 特に心房細動患者さんの脳梗塞になりやすさを判定する、CHADSスコアーの点数が高い患者さんは、心房細動がなくても、そういったことがもしもあれば、脳梗塞を心配したほうが良いということらしいです。 こうなってくると、心房細動があろうがなかろうが、ある程度高齢の患者さんで、CHADSsスコアーが高ければ全員、抗凝固療法をしておいたほうが良いのでは無いかという考え方に到達してしまいそうですね・・。 抗凝固療法も100%安全な治療法ではありませんので、 それはやり過ぎだと思いますが・・。 でももう少し効率よくそういった患者さんを検出する方法が見つかれば、そういう時代になるかもしれませんね。 例えば、アップルウオッチ等の心拍モニター等をつかって、 毎日心拍のモニターをしているとそいういったことが簡単に検出できるようになるかもしれませんし。 脈の間隔は結構呼吸や活動等で変化しますので、どれを異常心拍として検出するのかは結構難しいアルゴリズムを作らないと行けないでしょうが・・。 おっと、患者さんの読むホームページにちょっと難しすぎること書いちゃいましたね・・。 学問の話題はこの辺で。 

学会場で、懐かしい顔に出会った後(皆さん頑張ってますねー。)、学会場を後にしてまた新千歳空港に戻りました。 札幌の街は、雪国のせいか道幅が広いですね・・。 東京に慣れてしまうと、少しさびしい感じがしますが、雪をうまくやり過ごすにはああする以外無いのでしょうね・・。 以前私は、北アメリカのカナダに近い北の州に留学していたのですが、その町並みを思い出しました。 一度冬に行ってみたい気もしますが、雪で飛行機が飛ばなかったりして診療に穴を開けるわけに行きませんので、引退してからですかね。  空港までの路線は電車は函館まで続いているようで、函館を地図で見ると、結構広いですね・・。 札幌と函館だけで広いと言っているぐらいですから、北海道全体で見ると本当に大きな島なんですね・・。 

ただ日帰りで行って帰ってくるのはちょっと疲れましたね。 もうちょっと近いとこがいいですね。 

紫陽花その2

がくあじさい
去年患者様に頂いた紫陽花、クリニックの処置室にそのまま置いて水をやっていたら、花が咲きました。 去年頂いた時は、ちょうど輪っかみたいに花が咲いていたので、随分形が違うのですが、これはこれでなかなか綺麗で良いなと思います。 普通の紫陽花は花が(花と思っている部分が、ガクらしいですね・・)、4枚ですが、なんかたくさん重なって咲いていて、色も結構綺麗です。 処置室は冬でも日があたってとても暖かくなるので、去年の冬も少し咲いていたので夏は大丈夫か心配していましたが、夏にもきっちり咲いてくれました。 葉っぱがとてもワイルドで、元気過ぎな感じで育っているのですが、それはそれで良いななんて思って育てています。 
去年は連休とかで水をやらないと、煮たレタスみたいにぐったりしてましたが・・。 今年は気をつけようと思います。
葉っぱはかたつむりが乗っても大丈夫なぐらいタフで厚みがあります。

もうすぐ7月です

もうすぐ7月ですね。今年も半分終わったことになります。 あっという間に半分すぎてしまいました。 特に今月は、器械の不調の修正が忙しくてあっという間に過ぎていました。
 
患者さんの予約を取る際の心理として、月末に来るぐらいなら、翌月にと思われる方が多いようで、自然と月末は少し余裕があります。 特に6月の月末は4月のゴールデンウイークの8週間後に当たるので、患者さんの予約はとても少ないです。 今月6月28日火曜日は、そういった少し患者さんが少ない余裕のある日のはずだったのですが、朝からタオル等を洗う洗濯機の排水がうまく行かず、分解して修理しているうちに、5年間使い続けて来た心電図記録用のMacbook Proが昨日まで全く普通に動いていたのが突然動かなくなり、「先生、心電図の画面が真っ暗なのですが」という報告を受け・・。 患者さんの診察をしながら、この2つを復旧させる作業をしていました。 おかげで28日の午前中に来院された患者さんは、心電図が取れず、診察の方も修理しながらだったので、ちょっと落ち着きがなかったもしれませんね。 ご迷惑をお掛けしました。 一つならなんとか余裕持って当たれたのですが、同時に二つの修理は結構辛かったです。 

マックのほうは慶應に在籍中に、何度となく学会場でプレゼンテーションに使っていたmacintoshで、思い出もあったのですが、これは廃棄処分となりそうです。 今までありがとう。 急場しのぎとしてバックアップとしてクリニックにあった、別のマックを使って復旧したのですが、復旧作業に3時間かかってしまいました。 そしてこのマックもかなり古いです・・。 他のmacintoshはできるだけ、5年以内に交換するようにしていたのですが、心電図のマックだけは、交換時期を失念していました。 このようなことが無いようにしないと・・。と反省いたしております。 ハードディスクには特に問題がなかったので、データには問題がなかったのですが・・・・。 今のiMacが壊れたら、今使っているOperation system (snow leopard)が動かない機種しか手に入りませんので、ちょっと今更ですがまた新しいマックに移行できるように準備を進めているところです。 なんだか今月はトラブル続きで・・。  来月は良い月でありますように祈っております。

7月は中旬に北海道で行われる、日本不整脈学会に参加してきます。 日程は祝日なのでクリニックはお休しない予定ですが、こうもトラブルが続くと、落雷とか台風とかで、北海道に足止めされたりするのではないかとちょっと心配です。 私自身は北海道は今まで行ったことが無いので、ちょっとだけ楽しみですが、日帰りですので、ほとんど観光等はできないでしょうね・・。 ただ行ってきましたというだけの報告になると思います。

一番搾りガーデンが!

三好クリニックの青山通りを挟んだ反対側、スパイラル等がある方の空き地に半月ぐらい前から何か工事をしていたのですが、どうもビアガーデンができたみたいです。 キリン一番搾りのビアガーデンで、今もみなさん並んでます。 昨日ぐらいから始まったみたいです。 
平日は16:00〜のようですね。 土曜日祝日は12:00〜みたいです。 夜はとても綺麗にライトアップしてます(また今度写真アップロードしてみますね)。 いずれにせよ、仮設っぽい作りなので一夏限りなのだと思いますが、とても良い雰囲気ですので一度覗いてみるのも良いかもしれませんね。 私が酔っ払ってくだを巻いていても、そーっとしておいてください。

2016-06-15 13.20.42

もうすぐ梅雨ですね

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いつの間にか、五月晴れの日も少なくなり、暑くてジメジメした梅雨のかほりがしますね。 すぐそばまで梅雨がやってきているのでしょうね。 眠りにつく時にはまだ暑く寝苦しく、かといって窓を開けているとまだ朝方は寒くて、ちゃんとふとんを手繰り寄せておかないと、風邪ひいてしまいそうな天気です。
ここ数日雨の日が多く、もう梅雨入りなんじゃないかって思っているのは私だけかもしれませんが、傘のお忘れ物も多くなっていますので気をつけてください。 ちなみに今日、焦げ茶色いホネのいっぱい入った男物の傘をお忘れになった方がおられます。 午後の患者さんですかね? 2−3日傘立てに置いておきますが、盗まれてしまっても申し訳ないので、ロッカーに入れておきますね。 お気づきの方は是非受付に一声かけてください。 お返ししますので。
暑くなってきてますが、最近咳の風邪が流行っています。 この時期には流行する咳が連発する風邪は結構長引きますので、注意くださいね。 

小川聡先生のクリニックに遊びに行きました

2016-04-23 10.51.37
私が慶應大学でお世話になった恩師、小川聡先生が溜池山王の赤坂アークヒルズの向で開業されたので内覧会に行ってきました。 小川先生は日本の循環器に不整脈という分野を作られた方の一人です。 私も、小川先生の人柄に惹かれて、慶應の循環器内科にだいぶ長居をさせていただきました。小川先生は慶應の教授と、最近では国際医療福祉大学三田病院の院長をされておられましたが、そろそろご自身の患者さんをきちんと見たいとおっしゃられて開業されたようでした。 

場所は溜池山王から歩いて5分ぐらい、慶應で見ておられた患者さんもついていかれるようですが、不整脈の診療は私が申し上げるのはおこがましいですが、今の不整脈治療のとても公平な判断をされる先生ですし、畑違いの分野に関してはとにかく人脈がある方なので適切な医師をご紹介いただけるのではないかなと思います。不整脈のクリニックとしては、私とかち合うのですが、まあ私など比較にならないぐらい偉い先生ですので、私のところにいらっしゃる患者さんの層とは少し異なるかもしれませんね。 なので大丈夫かな、三好クリニック・・・。

中はとても広く、やはりいらっしゃる方のことを考えてとてもゴージャスな診察室でした。 小川先生のやる気を感じましたし、これなら今まで小川先生を頼って通院していらした患者さんも納得して通ってこられるのでは無いかなと思っています。
こちらが小川聡クリニックのURLです。 
http://ogawasatoshi-clinic.com

2016-04-23 10.23.58

内科学会に参加してきました

今年の内科学会は有楽町東京フォーラムでした。 日曜日半日ほど参加してきました。 東京フォーラムA棟の最も大きなホールで、結構いっぱいはいってましたね。 皆さん内科のお医者さんなんだなと思うとなんだか不思議な気分です。 私の前に座った方は・・、競馬の新聞読んでましたね・・。 参加される大部分の先生方が、内科専門医、あるいは内科認定医の単位習得のために参加され、勉強と言うよりは認定更新のための単位を取るためなのでしょうね。 私もモチベーションも似たようなもので、参加するならちょっと話だけでも聞いておこうかなと思う程度です。 学会に来て競馬新聞読んでいる先生とあまり変わりは無いでしょうね・・。 今回はエピジェネティクスという題のシンポジウムだったのですが、ちょっと基礎研究的な話が多く、どちらかと言うと、医科学の進歩のお話だったです。 内容は結構面白かったです。 血糖値をコントロールするために、内臓がお互い自律神経を介して綿密な働きをしているといったお話や、アディポネクチンといって、コレステロール代謝に重要な働きをする因子の話等を拝聴してきました。 私はアディポネクチン少ないので、はやくそういった薬が出てくると良いなと思いながら、話を聞いていました。
アディポネクチンと言うのは、脂肪細胞から分泌される分子で、慶應の職員健康診断で研究目的で測定されていたので、自分のアディポネクチンが低いのは知っていたのですが、これが低いと悪玉コレステロールが高く、善玉コレステロールが低くなるのです。 残念ながら、保険でできる採血項目ではないので、来院されても当院では測定できませんのであしからず。 
じゃあ太っている人は脂肪細胞も大きく、アディポネクチンが分泌されて有利なのではないかと思われがちですが、脂肪細胞が脂肪を蓄えすぎて大きく膨れ上がってしまうと分泌されなくなってしまうようです。 つまり太っているとアディポネクチンは低下して、悪玉コレステロールは上がってしまいます。 要するに少し痩せなさいということらしいですね。 

カルテと腱鞘炎

カルテと言うと、多くの方が診療録を意味する言葉だとお解かりになるのではないでしょうか。それぐらい一般的な言葉になっているような気がします。もともと英語のカード(card)と同じ意味を持つドイツ語のkarteに基づいた外来語です。 医学用語にドイツ語が多いということについては、また別の機会にお話してみようと思います。 今日はカルテについて少し話してみたいと思います。

それまでの時代あまり大きな変化がなかったと思われるカルテは、この10年ほどの間に日本では電子化という大きな進歩がありました。

私はどちらかと言うと、古い紙カルテのほうが好きです。 それは紙カルテのほうが効率が良いからです。

「紙カルテの時代」
ドクターは、机に横向きに座りながら患者さんのほうに体を向けて患者さんの顔や様子を見ながら、患者さんのお話を聞き、片手を机の上に載せた状態で、診察していたりすることが多かったように思います。 血圧をはかっていて、左手がふさがっていても、右手が空いていれば手元を見なくてもカルテがかけたので、話を聞きながらでもスムーズに記録ができていました。

「電子カルテの時代」
カルテに記載をするには両手が必要です。 なので体はコンピューターの方向を向けたままコンピューターの画面を見ながら、チラチラと患者さんの様子を見ながらの診察になります。 入力が不慣れな先生だと、手元とコンピューターの画面を行ったり来たりしているうちに、患者さんの顔を一つも見ないうちに、診察が終了してしまうこともあります。 カルテを書きながらの会話だと、患者さんの会話もコンピューターに向けて話しているような感じになっちゃいますしね。 やはりアイコンタクトが極端に少なくなってしまうのが、電子カルテの問題点だなと思います。 そのうち、医者はゴーグルみたいなディスプレーとか使いながら、患者の顔を見ながら、カルテを目だけで追っかけて見て、音声認識でカルテを入力するようになるかもしれませんね・・。
今のところそういった兆候はないですが。 でも10年も仕事をしていたらそういう時代になるかもしれませんね。

ただそんな未来の話は置いておいて、今のところ私の切実な問題は、電子化することでキータイピングが多くなり、腱鞘炎寸前になってしまっていることでしょうか? 一日2〜3万近いキータイピングをしているみたいなので、早くキーボードを使わないで良い時代になってほしいものです。 医者をやめなければならないだろうきっかけの一つは腱鞘炎ですね。 今でもマックだと、ある程度正確な音声入力ができるので使えなくもないのですが、医学英語と混在した文章だとどうしてもうまく入力できなかったり、患者の前で、独り言を言っているような状態になるのがちょっと恥ずかしいですかね。

冬の額紫陽花

最近、朝も日が出るのが遅く、夜も5時頃には真っ暗ですね。 まだそれほど寒くはないですが、冬を実感しますね。 
5月に患者さんから頂いた紫陽花、時々水やりを忘れて、茹でたレタスみたいになったこともありましたが(泣)、処置室の日差しが暖かいためか、間違って冬に花を咲かせています。 ただ本来の花の形ではなく、ちょっとぐちゃっと花が密集してしまってますが・・。 でも色合いがとても綺麗です。
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広尾に出来た「広尾 峰岸産婦人科」に行ってきました

私の慶応大学での同級生で、峰岸 一宏先生が広尾で開業され、ちょっとクリニック見に行ってきました。 
産婦人科の先生なので、このクリニックに通っているかたが、皆関連があるわけではないですが、ちょっと人物紹介させていただきます。
大学時代は「とても楽しい人」という人物像がぴったりする人だったです。  でも医者になって、一緒に働いてみて、とても実直で、頼りになる良き外科医であり、良き教育者(慶応の若い医者の教育係をしてましたね)であり、そして良き産科医でした。 慶応も惜しい人を手放したなと思います。
胎児診断とか、妊娠してから出産するまでのサポートをメインに考えておられるようです。 中もとても大きく、綺麗で、もうちょっと宣伝すれば良いのにななんて思うのですが・・。

http://minegishi-obgyn.com
広尾 峰岸産婦人科
〒106-0047 
東京都港区南麻布五丁目15番地27号
広尾リープレックスビズ8階
TEL: 03-5791-4875

信頼できる産科医を探している。 大学病院に要求されるような最新の産科の技術をクリニックのレベルで対応してくる。 そして大学病院ほど待たなくて良く、人間的に扱ってくれる(大学病院の産科はやはり忙しすぎて、流作業みたいになってますからね・・・)。 結婚されたり、子供さんをこれから作ろうと思っておられるかた、子供が出来る前から、いろいろ相談にのってくださると思うので、是非行ってみてください。 広尾の大通りに面した、とても良い場所にクリニックを作っておられます。

表参道のイルミネーション

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表参道は今年はクリスマスのイルミネーションがあるようです。 去年か一昨年かは確か電気代を支出してくださる企業がなかったとかで中止だったと思います。 白色のLEDの電飾がとても綺麗です。 これ結構大変な電気代らしいですね・・。

私自身はあまりこちらまで回って帰宅することがないですが、ちょっと気になったので写真を撮りに行ってみました。 こういうのを見ると、もうクリスマスなんだなと実感します。 
これが原宿の交差点のとこまであるみたいですね。 もうすでに4時半ごろには暗くなってますので、夕方近くに来院される方は良ければ原宿まで歩いて帰られると良いかもしれませんね。









もう師走ですね。

いよいよ師走ですね。 もう残すところあと30日です。 この一年もあっという間だったです。 今年は表参道のイルミネーションはあるようですね。 もうだいぶ日が落ちるのが遅いので、夕方に受診の方はよければ楽しんで帰っていただければと思います。
そんな慌ただしい中、実は先週の土曜日11/28日に朝起きたら、クリニックで使っているメールが全く動かないことに気づきました。 クリニックが入っている川島ビルは定期的に停電して、電源関係のチェックをしていることがあるので、「あれ、昨日停電だっけ?」と思ったのでしたが、どうも停電だけでは説明がつかない事態になっていたようでした。 お休みの土曜日だったのですが、急遽登院して確認したところ、ネットワークのハブという装置が壊れているのを発見しました。

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このLogitec LAN-GSW08P/Pという黒いネットワーク用の装置、確か慶応にいた頃に購入したものです。 5個ほど買ったかな? ACアダプターが内臓なので、コンセント周りが混雑せず、LEDも見やすい部分についていて、ネットワークのチェックにはとても重宝していたのですが、この56年で壊れたのはこれで3台目です。 見た所、電源が入らなくなっているので、おそらく電源部分がダメになっているのでしょうね・・。 同じものがクリニックにもう一台あるのですが、壊れる前に交換しとこうかなと思ってます。
そのためこの11/28から29日にかけて、ネットワークやメールが繋がりにくい状態になっていましたことをお詫びします。 またおそらくこういった場合、壊れるちょっと前から通信にエラーが出やすいことが多く、ファイルのやり取りの時に最近時々サーバーがフリーズしていたのはこのためなのかもしれないなと・・。 こういうのって実際に壊れるまでどこが危ないのかわからないこところが怖いです。

紫陽花が咲きそうです

三好クリニックの処置室の窓際は、結構日差しがよく入り、午前中は冬でもかなり暖かです。 去年患者さんに頂いた、ポインセチアを今年も遮光処理して、葉っぱが赤くなりました。 一昨年はこの状態で、茎が折れてしまったので、今年は添え木をしてやると、少し元気になりました。 結構茎が弱いのですね、ポインセチアって。 あと、春頃別の患者さんに頂いた額紫陽花が、なぜか秋になって花を咲かせ始めています(狂い咲きですね)。 こちらはちゃんと咲くのか・・。 それとも途中で冬の寒さでしおれてしまうのか・・。 いつもより少し暖房を入れるのを早くして様子を見ているところです。 また綺麗に咲きましたらご報告します。
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不整脈学会と新幹線

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今週水曜日はクリニックをお休みして、京都の国際会議場で、日本不整脈学会に参加してきました。 不整脈学会というのは以前は心電学会という学会と、ペーシング学会という学会が一つになった学会です。 基礎系の電気生理の研究や心電図の研究を行っていた心電学会学術集会と、ペースメーカー治療などのどちらかというと少し不整脈の外科的治療にい領域の先生が集まったペーシング学会が、カテーテルアブレーションによる不整脈治療という基礎的な心電図波形の読影と外科的などちらかというとチャレンジングな要素の双方を持った治療が盛んにされる様になり始め、不整脈学会という学会が出来上がりました。 アメリカでももう少し前に、同じ様な動きがあって、その流れを汲んだ学会の統合だったわけです。 参加者にとってみたら、年に2回学会に参加していたのが1回になって、参加するのが楽になったわけですが、学会が大きくなりすぎて1020近い会場で同時に会議があるので、全部の演題が聞けないのでちょっと残念でもあります。
クリニックを平日連続で休むわけにはいきませんので、日帰半日だけの参加だったのですが、 QT延長症候群と、最新のカテーテル治療についての、外国からの招聘講演を聴講してきました。 なかなか面白かったですが、朝5時起きで、新幹線に乗って、移動だけでも大変で、東京に戻ってきたら疲れて、すぐ寝落ちしてしまいました。 もう歳なんですね・・きっと。

今回は、新幹線のチケットのオーダでちょっとしたアクシデントがあって、ちょっと愚痴っていいですか?
インターネットであらかじめ購入するサービスがあるのですが、今回間違って "e5489"というJR西日本がやっている発券サービスを利用したのでした・・。 このサービス知っている人は知っているのかもしれませんが、 JR東海の券を、JR東日本の駅では受け取ることができないのでした。  「どうして?」僕ははじめ何を言われているのかさっぱりわからなかったのですが、よくウェブページの説明を読むと書いてあります。 でも、東京発の往復のチケットを買うのですから、JR東日本の駅で発券できないなんて、意味わからないのですが・・。 それぐらいちょっと購入する時に、注意喚起してほしかったなー・・。  結局、往路のチケットはもう一度買い直して、京都で発券して、帰りはその切符で戻ってきました。 クレジットカードで購入しているので、往路のチケットは課金されたままでした・・。 高い勉強代でした。 みなさんもご注意を。  JR東海のチケットだけは、JR東日本の駅でチケットを発券するためには、年会費500円とか1000円とか払わないといけないみたいですね。エクスプレス予約っていうらしいです。 たしか4月ごろは発券できた気がするんだけどなー・・。 もう二度とネットでJR東海のチケットを購入するのはやめようと心に誓った一日でした・・。

学会場では、以前慶應にいた時に、お世話になっていた、不整脈関係の業者さんや、心電学会の事務をしてくださっていた、方にお会いして来ました。 みなさんお変わりなく、楽しい時間を過ごさせていただきました。

医者の最も長い相棒

医者にとって、最も長く付き合う相棒ってなんだと思いますが? 医者の同僚も、一時的に相棒という立場でチームを組むことがあるかもしれませんが、私が暮らしてきた大学病院では、相棒と呼べるような同格の医者と長時間ペアーを組むことはなく、教えたり教わったりする上下の関係が多かったです。 患者さんとの付き合いは長いですが、それは相棒という関係ではありませんね。
医者の仕事に不可欠なものに、白衣があります。 しかし白衣は3年ぐらい着ていると、首の周りや袖周りが擦り切れてきて、寿命を迎えます。 なので長くても数年の付き合いです。 古い医者の中には、カルテを書くための万年筆を大事に使っておられたドクターもおられたでしょうね。 私も父親からもらったペリカンの万年筆を紙カルテの時には長い間使っていましたが、今では電子カルテが主流になり、万年筆を使うことはなくなりました。

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私の場合、聴診器が最も付き合いが長いです。 しかし先日その聴診器が金属疲労で壊れてしまって、新しい聴診器を購入しました。 といっても全く以前と同じものを購入したので、誰も気づかないでしょうね。 つまり私の相棒が先日、第一線を退きました。 耳に引っかけるためのバネが壊れてしまったようで、捨てるのはちょっとかわいそうで、今は自宅に置いてあります。 思えば、20年近く、当直の日や外来で僕を支えてくれた相棒だったので、しんみりしてしまいます。

聴診器が発明される前は、医者は患者の体に直接耳をつけて音を聞いていたようですが、それはやはりいろいろ問題があったわけで(特にご夫人の診察の際に)、19世紀の初めに発明されたようです。 
私が一番初めに購入した聴診器は、リットマン・カルディオロジー2 と言うタイプの聴診器で、医学部大学5年の頃に購入しました。 聴診できるようになると、なんとなく医者になったような気分で、少し誇らしい気分だったかもしれません。 確か3万円ぐらいしたかな・・。 音はとても良く聞こえましたが、先端部分が大きく膜とベルを回して切替えて聞くタイプだったので、どうしてもヘッドが大きく、白衣のポケットに聴診器を入れると他のものが全く入らなくなり、悩ましいものでした。 研修医になって、自分たちを教えてくださっていたドクターが、今私が使っているリットマン・マスターカルディオロジーというモデルを使っておられて、研修医2年目で憧れもあって、同じものを購入し今まで使っていました。 通常の聴診器よりベルの面積が広く、押し付けたり、少し軽く当てたりするだけで、高い音から低い音まで比較的簡単に聞き分けられると言うのと、先端の部分が薄く広くなっているため、白衣のポケットに入りやすいのも気に入っていました。 
ちなみにはじめに購入したカルディオロジー2は、上級医になった時に下級医の誰かに貸したままになって戻ってこなかったです・・。 誰にわたしたっけかな? 最近はアンプが入っている機械式の聴診器などもあって、私も70近くなって難聴が始まったら、そういう聴診器に変更しなくてはならないなーって思っています。 

聴診器は、白衣を着ることがないような手術室勤務のドクターなどは、首からかけていることが多いですね。 ちょうど、矢沢永吉がタオルを肩から前胸部に垂らしてかけているように。 当直などで、白衣を着るのが面倒な時とか、あとは、若い研修医などで、白衣のポケットにいっぱい資料(研修医マニュアルなんか)を入れているドクターは、肩からかけていたりすることが多いかもしれません。 私も若い頃はよくそうしてましたし、今でも時々救急救命の時などには、術野に垂れ下がらないように首にかけて処置をしていることが多い気がします。 また、循環器のドクターは心臓のエコー検査などの際に超音波阻止と聴診器が干渉しあって邪魔になるので、座っている時に大腿部を耳にあたる部分で挟み込んで検査を行ったりすることがあります。 続けて診察をする時には、耳から外して首にネクタイみたいにはめたままにしているドクターが多いでしょうね。 私も診察室ではそうしていることがおおいですね。 あれは、歩く時に先端がぶらぶらして落ち着かないので、移動する時には外すか、先端だけポケットに入れるドクターもいます。 ただ普通は首を両側からバネで締められるので、痛くて長時間はめているのは苦痛なので、外して手にまとめて持っていることも多いでしょう。 年配のドクターは、白衣のポケットにあまり資料を入れることも少なくなるので、折りたたんで白衣のポケットに挟んでいることが多かった気がします。 みなさんもみじかにお医者がいたら、医者が聴診器どうやって持っているか観察してみると面白いかもしれませんね。

僕のマスターカルディオロジー1世に感謝・・・。

梅雨入り

2015-06-19 13.52.10
ついに梅雨入りしましたね。 でもまだ蒸し暑かったり、少し肌寒かったり、気温はあまり安定していないようですね。 これから1ヶ月ぐらい続くのでしょうか?  この時期意外に不整脈の患者さんが悪化したり、あとは強い咳を伴った風邪が流行る季節です。 空調の影響もあるのでしょうが、この時期の咳の風邪はかなり長引くので、ご注意くださいね。 
6月に入ってもしばらく天候が持っていた東京青山通りも、昨日今日は強い雨が断続的に続いています。 

カルテソフトの更新が完了しました

3月に古いiMacが壊れた後から、新しいiMacでも動くようにカルテの整備を進めてきました。 それが今日でようやくある程度診察に支障ないぐらいのスピードで動くようになり、今日、土曜日の診療から使用開始しました。 まだまだ使っていくうちに、不具合が出てきて修正が必要になってくるのではないかなと思っているのですが、今日は幸い患者さんが少なかったので、細かな調整をしながら、なんとか混乱なく診療が終わりました。
今までの診療はMacOX-X Mountain Lion (version 10.8)で動かしていたのですが。今のMacOSは Yosemite (version 10.10)で2世代前のOSを使っていたのでした・・。 Macは新しいハードウエアーに古いOSをインストールすることができないので、自然と新しいMacを購入するとYosemiteになってしまうのですが、そうするとすごく入力に時間がかかってしまって、診療に支障が出るため古いOSで診療をしていたのでした。 でも今の古いMacもいつ壊れるともわかりませんので、ちょっと頑張って、システムを更新したのでした。
でも、患者さんにとってはどちらでもあまり変わりないのですけどね・・・。

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循環器学会@大阪に出席してきました。

今日は大阪まで循環器学会参加するため、出張してきました。 先々週の内科学会に引き続いて今回は循環器学会、 場所は大阪の中之島の国際会議場でした。 私が大阪に住んでいたのはもう30年近く前ですので、今では別の街のようになってします。 昔はもっとごみごみしていて、それもまたなんだかよかったのですが・・。 今は再開発でとても綺麗な街になっています。 今回もあまり長時間の滞在できず、3時間ほど、学会場で不整脈のセッションを聞いてきました。 内科学会と違って、循環器学会のセッションは30ほどの会場で、会議が同時進行していくので、他分野に興味があっても全部を網羅的に見ることは難しいのが残念です。 去年は血圧のセッションを見に行きましたが、今年は基本に立ち戻って不整脈のセッションを聞いてきました。
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遺伝性不整脈の最新の話題やいろいろな不整脈の話題に混じって、一つ、心臓サルコイドーシスという心臓の難病で発生する不整脈の話があり、感慨深く聞いていました。 それは、私が研修医になって1年目、まだ自分の進路を決める前、初めて病棟で受け持った患者さんの中に心臓のサルコイドーシスの患者さんがいらっしゃったからでした。
サルコイドーシスというのは原因不明の病気で、身体中のあらゆる組織が結核の病巣ににた肉芽という繊維の塊に置き換わっていってしまう病気です。 急激に進行する方もいらっしゃいますし、発症後もほとんど変化ない患者さんもいらっしゃいます。 患者さんの多くは、肺や眼、そして皮膚にそういう病変ができるのですが、たまに心臓にそういうものができて、本来心臓の筋肉である場所が、繊維に置き換わっていってしまう病気です。 これだけ医学が進歩しているのに、この病気は未だに原因がわからず、治療はなかなかに難渋します。 しかしかなり珍しい病気です。 心臓での病気の活動性がその方の寿命を決める大きな要素になるので、病気の活動期にはステロイドの内服薬を使って病気の勢いを止めてあげることが必要になります。 しかしステロイドは体のあらゆる活動を止めるだけの治療法なので、その結果いろいろな副作用が起こります。 例を挙げると、感染症に弱くなったり、骨がもろくなり、本来あまり骨折しないような太い骨が簡単に骨折してしまったり、全身の皮膚が弱くなり皮下出血しやすくなったり、糖尿病になってしまったり、顔がパンパンにむくんでしまったりします。 と言われてもちょっと実感わかないかもしれませんが、しかし医者にとってステロイドを使うのはかなり勇気がいるものなのです。 今日の話だと、維持量といって病気を抑え込むために必要な最低限のステロイドの量が10mgと結構多いのだということを聞いて、ちょっとびっくりしました。 10mgのステロイドを常時飲み続けるのは患者さんへの負担が大きく、そのフレッシュマンの時に受け持っていた患者さんの顔を思い出していました。
私の受け持った患者さんも心臓サルコイドーシスで、多彩な不整脈が出て、病気のコントロールに難渋して、結局ステロイドを使い退院されましたが、ほぼ3ヶ月入院されておられました。 私とほとんど年も変わらない患者さんでしたが、その後も入退院を繰り返していたと伺っています。 ステロイドを使いましたが、それが良かったのか、悪かったのか、今でもよくわかりません。 病気の理不尽さ、治療が正しかったのかどうかの迷い、患者さんのその後の人生を決めてしまう恐ろしさ、そして治療の決断をせまられる重圧、そういったものが入り混じった、とてもほろ苦い医者になりたての時の記憶です。 でもおそらくその出会いがなければ、きっと私は不整脈医にならなかったと思います。 

内科学会@京都に出席してきました

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新幹線に乗って、京都の「みやこメッセ」で開催されていた内科学会に参加してきました。 朝いつもより少しだけ早く起きて久しぶりに新幹線に乗りました。 京都はまだ桜が少し残っていていてきれいでした。 しかし京都駅は駅舎が狭いというのもあるのでしょうが、ひどい混み方でした・・。 いつもこうやって電車で遠い街を移動してみると、その途中の景色や、知らない街の地下鉄とかを使ったりして、その街での生活をしている人を見るととても不思議な気分になります。 そこにはきちんと社会があり、人の生活があるからです。 当然といえば当然なのですが、きっとそこで一生過ごす人もいたりするのだろうなと考えたりします。 そしてこういった移動がなければ、そういう方々ときっと一度も出会えずに一生を終えるのだろうなと、世界の広さと自分の人生の中で出会える人の数の少なさを実感します。 時々、こういうところで生活していく人生も良いかなーなんて、思ったりするのです。 
大学の時の選択によっては、京都の大学に通い、地元の製造業に就職していたかもしれないことを考えると、東京に来て東京で暮らしている今の自分の生活をちょっと不思議な気分で見つめてしまいます。 おそらく京都で生活していたら、それに何の疑問も持たず、その世界で生活し、東京なんて行けるか!(関西人の多くはそんな人種なのです) なんて思いながらきっと生活していたのでしょう。 今日出かけた地下鉄東山駅などは、小学校の低学年の頃、路面電車に乗ってピアノの先生に通っていたのを、薄ぼんやりと思い出しました。 そして、京都は多くの歴史物語が語られた場所でもあるわけで、少し歩くとお寺があり、そして少し目線を上げると、山が見える。 関西に住んでいた人間にとって、この街から山が見えるというのは当然の感覚で、街から山が見えない広大な関東平野はちょっと味気ない気がします。 別に富士山なんて見えんでいいのです・・。 ちょっと緑や木が見えれば・・。

内科学会の話からすっかりそれてますね。
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大学にいる時には、本当に忙しくて、内科学会などの他科の情報など勉強している暇なかったので、残念ながら専門医の単位を得るためだけに出席出かけていました。 最新の情報が解らなくて迷ってしまったら、外来についている若い医者に、最近どんな風になってるの? って聞くと案外最新のトレンドも教えてもらえたりするので楽だったこともあって、あまり自ら専門分野以外の勉強するモチベーションがわかなかったことや、そんな自分のための勉強をするぐらいなら、下の医者の指導をするための時間を割かなくてはと考えていたこともあったかもしれません。 しかし、開業して一人で診療していると、そうやって簡単に情報を得ることができず、それは怖くてたまらなくなってくることがあります。 私の一般内科の知識は20年前の知識で、そして医学の情報は10年ひと昔と言います。 10年も前の情報はすでに古臭くなっているってことは良くあるのです。 
今回の学会は数時間の滞在でしたが、ウイルス感染症に伴う発癌の話や、肺高血圧症、そして高血圧ガイドラインについての講演を聞いてきました。 私も研修医時代にAIDS患者を一名受け持ったことがありますが、その当時不治の病いだったAIDSも、新薬の進歩で最近はAIDS感染症自体ではほとんど死亡されなくなってきていると拝聴して、本当に時代は変わったものだなと、感心して聞いていました。 昔受け持っていて、なんだかよく解らない状態で手探りて治療していた患者さんの病気も少し思い出して、もしかしたらこの病気なんじゃないか、あの病気だったのじゃないかとか考えたりして、あっという間に帰りの新幹線の時間となって、帰路につきました。 来年も楽しみだったりします。 でも近いところが良いな? できたら東京にしてほしい・・。

レセプトソフトの更新

今年の4月で私どもの使っているセレプト用のソフトが更新になりました。 私どもが診療に使っているソフトは、大きく分けて2つに分かれています。 電子カルテといって診療の情報を記載していて、患者さんもよくご覧になっている部分と、レセプトといって患者さんの会計や処方箋を作って打ち出す部分です。この会計システムは、保険診療を行っている医療機関はどこも同じ会計の方法を取っています(ソフトは微妙に違いますが・・)。 私のクリニックでは、日本医師会というところが作っている、ORCAというUnixベースのレセプトシステムを使っています。 このソフトは、実に2週間に一回ぐらいの割合で、収納されている薬剤や診察の保険点数をアップデートしていて、国が決めた保険点数をこまめに更新しながら患者さんへの請求金額を決めています。 
私どものクリニックは今年で4年目になるのですが、今まで2回目の大きな変更があり、その度ごとにシステム自体を更新する必要があり、それを今週末に行いました。 システムはUnix Ubuntu 14.04というフリーのOSを使って設定します。 Mac-OSや Windowsと似たようなものです。 Unixは大抵どんなハードウエアーにもインストールできるのですが、私もほとんど慣れていないので、結構設定がうまくいくまでがドキドキなのです。 今回も3回ぐらい初めからインストールしなおしました(途中で真っ暗なカーソルだけ出てくる画面が出てきたりして・・・)。 毎回変更の際が怖いので本当はずっと変更せずに使い続けていきたいのでが、だいたい2年に1回、更新して行かなくてはなりません(新しい診療報酬の点数などの情報が更新されなくなるので)。 ちょうそ1ヶ月ぐらいまえからMacOSで2世代前のOS mountain Lionで動いているので、本当はもう少し改良して、カルテとレセプトとの連携時間を短縮させることで、現在のYosemiteでも使えるようにしようと、空いている時間を使ってソフトウエアーを大幅に書き換えていたのですが、今回突然ORCAの更新時期だと知らされて慌ててレセコンのバージョンアップを行いました。 新しいUnixのOS 14.04もちょっと大きくなって古いハードウエアーでは動かなくなってきていたので、PC自体も購入して(中古なんですけどね・・。)、アップグレードしていました。そんなこともあって、ここ1ヶ月ほどほとんど、原稿を書いている余裕がなく、今日ようやくちょっと落ち着きました。
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それとうちのクリニックではもう一つコンピューター関係で大きな事件がありました。 今まで受付で使っていたiMacが突然止まってしまい、動かなくなってしまったのでした・・。 自分でもよくコンピューターの修理はするので、なんとかなるだろうと思っていたのですが、診断していくうちにどうやら取り替えられるような部品ではなく、マザーボードの故障のようでした。 修理すると相当お値段がかかるので、新規に購入することになったのですが、新しいYosemiteだと、逆に今のシステムだとちょっと遅くなってしまうので心配だったりします。  はやく、連携ソフトを改良しないとな・・・。 ということでちょっとしばらく更新ができません。 申し訳ないです。
ちなみに、基盤で、おそらく裏に電解コンデンサーやコイルとかついているので、電源パーツなのだろうが、基盤は中国語で書かれていて、かなり塩?あるいはカビ? それともやっぱり電解コンデンサーの液だれか・・。 いずれにせよ、ここがダメで動かなくなってしまったようでした。 中国が悪いわけじゃないけど、電源もうちょっといい部品入れてくれていたらこんなことにならなかったのに・・。 いままでとてもよく動いていて、僕自身もかなり昔から使っていた思い出の多いマックだったのでちょっと残念です。
またマックが突然動かなくなった日にいらっしゃった患者さまには大変ご迷惑をおかけしました。 すいませんでした。
なんだかんだコンピューターのトラブルが一挙にやってきた感じの3月でした。

患者から見た医者と、医者から見た医者の違い

小学生ぐらいの頃の医者のイメージは、病院のイメージだったような気がします。 皆さんはどうでしょうか? 暗い廊下、検査室で何やら電極を付けられて検査したり、採血で痛い思いをしたり・消毒液の鼻を刺激するにおい。 そして何より待合室にいる大人の人たちの神妙な面持ち、それら全体が一緒になって、病院の青白いイメージ、それが医者のイメージであった様な気がします。 何より、実際に医師と対面して話したり診察したりする時間よりも、待合室や病院への行き帰りの時間の方が長いからという理由もあったのかもしれません。 
あるいは医者に行く機会があまりなかった方も多いのではないでしょうか?  しかし、映画やドラマ、あるいはアニメーション等で、医者が主人公の映画やドラマがあったり、医者が脇役で主人公に不治の病の宣告をしたり、退院出来てよかったね的な役割で出て来たりする物もあり、そういう映像から、医者がどういう職業であるのか、子供の頃からある程度医者のイメージはある様に思います。
そういったメディアで見られる医者のイメージは、一度診ただけで、なんら迷いなく、何の検査もなく、病気の宣告を行うか、治してしまうということが多かったのではないでしょうか? メディアで作られる医者のイメージは、ストーリーの展開上ご都合主義的な理由でそうなっていることが多いと思います。  なので医者になる前の子供の頃の私は、医者とは病気を治す職業の人だと思っていました。 治すとは、つまり健康を取り戻すという意味です。

患者であったときの医者のイメージと、医者になってからの医者の現実を比較して思うのは、少し無理に簡単に申し上げると、「医者は患者の体に傷を付けるだけだ」と言う事です。  こういうと誤解があるかもしれません。 外科的な治療であっても薬を飲んだりする様な内科的な治療法であっても、体の余裕のある部分を削って、異常がある部分を埋め合わせて使うという事です。
例えば、胃がんがあったとして、医者は胃がんの癌細胞だけを取り出す事は出来ません。 癌細胞と一緒に、正常な臓器の一部を取り去り、残りの臓器の機能を犠牲にして、取り去った臓器の代わりをさせる必要があります。 例えば風邪をこじらせて感染症が悪くなってしまった場合、抗生物質を投与して、病原体の勢いを弱めますが、勢いを弱めて、自身の免疫力で病原体を完全に排除するまでの時間稼ぎをしているだけだと言えます。 つまり体が自分で治るべくして治るのを手伝っているだけだということです。  それは自身の体に余裕がなければ、病気を治療することはできないということです。
 
車輪
以前テレビで見た比喩で、なるほどなと思ったことがありますが(なのでどこかに原典があると思いますが)、紹介すると、病気を持った患者さんを車輪に例えていました。  例えば車の車輪は丸いのできちんと動くことができる。 病気になって車輪が欠けて車が動かなくなってしまったらどうするか。 小さな傷なら自分で治ろうとします。 しかし治る前に次の傷がついてしまうといけないので、車を動かすのをやめて傷が自然に治るのを待ちます。  では大きく欠けてしまったらどうします? 車輪がまわるたびに、ガタンガタンと車体が揺れて、まっすぐ走ることもままならなくなります。 その時医者ができる唯一のことは、その削れた部分を切り取るぐらい大きく車輪全体を削り出して丸くします。 そうすれば車はまた走れるようになります。  しかしそのためにみなさんの車輪は小さくなります。 それはつまり余裕がなくなる。 次に傷がつけば次には治すことができないかもしれないということです。 なので患者さんにとって大事な事は、車輪を傷つけないようにするということです。
この例えの後にもう一つ例を出しましょう。 例えば患者さんの血圧が高かったとします。 血圧が高い状態が続けば、動脈硬化が早く進行して、脳梗塞・心筋梗塞・腎不全などで死亡される時期が早まります。 なので、血圧を適正な値に下げていただくほうが長生きされます。 将来的に車輪を傷付ける可能性が下がります。  血圧が高いことを車に例えるとするならば、常にアクセル全開で走っているようなものです。  車を動かす瞬間から常にアクセルが全開になるので、発車するたびに、タイヤが高速回転して、路面をスリップし、白煙を上げて発車し、車は左右にスリップしながらドリフトし、ガードレールにぶつかりながら走行する。  車体は壊れ、タイヤはおそらくすぐにすり減ってしまうでしょう。  ほとんど全ての患者さんの血圧上昇の理由は、患者さんの生活習慣にその原因があります。 体重を減らし、摂取している塩分を減らし、規則正しい生活を行い、運動不足を解消する、それだけで患者さんの血圧は正常化します。  しかし医者を受診される患者さんのほとんどは、現在の慣れ親しんだ日常生活を犠牲にして血圧を下げることができません。できないから受診されるのでしょうか。  なので我々が医者が行う行為は、「体重減らしてくださいね」 「減塩が不十分ですよ」と注意することで患者のプライドを傷付け、そして「朝一回2錠この薬を飲んで下さい」とお願いして、患者さんの日常生活の一部に介入することで、患者さんの日常の一部を傷つけます。 そしてその傷を患者さんが納得してくだされば、アクセルは少し戻り、もう少し適切なスピードで車を運転することがで、車体や車輪の致命的な破壊を未然に防ぐことができます。

患者さんにとっての、医者のイメージと現実の医者との間には、おそらくかなり大きなギャップがあります。 患者は病気だけを取り除き、自分の体を元に戻してくれるだろうという幻想を抱き、治療の全てを医者に丸投げしようとします。 反対に医者は、患者の体を傷付けることによって、病気の症状を日常生活に差しさわりがないようにします。   このギャップを埋めるために、医者は患者さんにきちんと病気の説明を行っていくわけです。 そして患者さんにはできればご自身の体をいわたっていただければ幸いです。 医者は傷付けることしかできません。 患者さんの体を正常な状態に近ずけることができるのは、実は患者さん自身だけなのです。

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
本日から診療をおこなっております。 本日はまだあまりフリーで来院される患者さんが少なく、大きな混乱もなく終了しましたが、おそらく明日からは患者さんの予約も多く、だいぶ混雑して、皆様のご迷惑をおかけするのではないかと思います。 あらかじめお詫び申し上げておきます。

本日診察してみて感じたのは、
公費といって、難病などで、国や都から特別な助成を受けられるシステムがあるのですが、今年から大幅に変わったようでした。 以前から変わると通達があったので、番号や登録方法が変わるぐらいなのだと思っていたら、自己負担がかなり大きく増えてしまっているようで、今日ちょっとびっくりしました。 年金で生活しているような患者さんだと、かなり生活厳しくなるだろうなと思われる患者さんもいらして・・・。 どうするつもりなんでしょうかね・・。
また今日が、新しい公費の申請の初日だったこともあって、レセプトコンピューターへの登録の仕方がわからず、40分ほど格闘することになってしまいました。 患者さんを随分お待たせしてしまいました・・。 ごめんなさい。

2014年にお別れ

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三好クリニックは、昨日で今年の業務が終了しました。 毎年のことなのですが、今日はクリニック内の大掃除を行いました。 床のワックスがけです。 年に3回ほどやっているのですが、今年は50肩のために夏休みの一回をサボっていて・・。 おかげでだいぶ床が汚れていました。 開院する際に、床や壁紙などは家内と相談したのですが、床は白木のようなタイルになっています。 白いのでとても汚れが目立つのですが、作る前は汚れが目立たないほうが良いのではないかなどと考えたりしたのですが、開院してからは、汚れたら掃除をすれば良いので、むしろいつも掃除をしておこうと思えるようになりました。 別に誰かが言ったわけではないのでしょうけれど、「床の汚れは心の汚れ」、患者さんをもてなす心なのだと勝手に思って気がついたら毎日掃除に勤しんでいます。 開院した当初は、ワックス落としの洗剤での床磨きを全部雑巾で手作業でやっていたので、2−3日指が腫れ上がってしまって・・。 腱鞘炎でしょうね。 ひどかったです。 ちょっと辛かったので2年目からは小型のポリッシャーを購入して使っています。 ポリッシャーって、よくビルの掃除の人がやってくれてますよね。 あれ簡単そうに見えて結構大変なんですよね、ハンドルを下に傾けると左へ動き、上に傾けると右にと、動く方向が90度変化していて、パニックになると回転して暴れ出したりするんですよ。 それでも、今まではポリッシャーで取れないこびりついた汚れを落とすのに、たわしでこすり、浮き上がったワックスと洗浄液は雑巾で吸い上げて絞り、吸い上げて絞りを繰り返すので、終わった後はやはり腱鞘炎になるんですよね・・。 今は電子カルテなので、キーボードが打てないと仕事にならないので、こういった連休の時にワックスがけしています。
最近、ビルや駅などで床を掃除している人が、ヘラを使っているのをみて、これはいけるのではと思い、購入したら、結構よかったです。 どうも前にかけたワックスと一緒に汚れを削り落とすという表現が良いのでしょうかね・・。 今日はとても重宝しました・・。 こんな記事までかけたりして・・。 でもまあ、朝から初めて夕方まで、ノンストップだったので、1−2日や腰痛で動けないでしょうね・・。 明日が怖い・・。
今年一年お世話になりました。 また来年も精進しますので、三好クリニックをよろしくお願いします。 では少し早いですが、良いお年を!

後で診るほど名医

医者仲間のことわざというか、慣用句に「後で診るほど名医」と言う言葉があります。
大学病院等で回診等があると、決まって若い研修医当たりから意見を言わされて、次にスタッフ、そして講師など教育担当者が意見を述べて、最後に教授が話をすると言った具合に、後で意見を述べるドクターが、偉い先生と決まっているという意味もあります。 その心は、年配の先生が意見を言ってしまうと、その後若い先生が自由な意見を述べる機会が失われる、あるいは、若いドクターの考える機会を奪ってしまうので教育に良くないという意味合いもあるのでしょう。

しかし本当の意味合いはおそらくちょっと違います。 病気の始まりの時期には、あまり症状が出そろっておらず、ヒントが少なく、きちんとした診断がなされない場合があります。 はじめのうちは病気なのかそうでないのかも解らないといった曖昧な症状で来院されるわけです。 その時点できちんと病気の本質が解り、きちんとした診断まで行き着ければ良いのですが、そうでないと「少し(この薬で)様子を見てみましょうか」という事になる事があります。 そうして一週間位経過してくると、勝手に治ってくれることもあります。 また逆に、病状が進行して、症状が出そろって、誰がみても病気だとわかる状態になったりします。 その段階になって患者さんが不信に思って、医者を変えた結果、当院を受診してくださったりする事があります。 その患者さんの以前の状態を知らないと、「なぜこの病気、もっと早く診断が出来なかったんだろうか? こんなにはっきりした症状があるのに」と思ってしまう事があります。 そういったときに、この「後で診るほど名医」と言う言葉を思い出します。 もう少し解りやすく言えば「コロンブスの卵」のことわざと近いかもしれません。 時間が経過して、検査や症状が出揃うと、診断はそれほど難しくないことはよくあります。 ですので、後で見た医師の方が簡単に診断ができる、つまり後で診るほど名医ということになるのです。 当院に来院された後に病気が解って治療がスムーズに行ったからといって私が良い医者だという訳ではなく、時間が経過して患者さんがでもこれはおかしいと思うぐらい症状が出そろってくると、診断への手がかりが多くなり、適切な診断ができる事があるのだということなのです。 私も、「少し様子を見てみましょうか」と言うフレーズよく使います。「ちょっと様子見て何か良い事があるのか?」あるいは、「待っていて大丈夫なのか?」と不信に思われる事もあるかもしれませんが、多くの的外れな検査をするよりも、少し待って、病気かそうでないかのふるいをかける事で、より適切な人に適切な治療や検査が出来る事もあります。 そして逆に、病気の発見や治療を遅らせる事にもなる事もあります。 どちらが良いのか、本当の所は誰も解らないのでしょうね。 でも時として、病気の診断には結構時間がかかる事が有るという事はご理解いただきたいと思います。

夏風邪と五十肩

お盆休みの前に引いた風邪が、お盆休み中、ずっと寝てたら治るだろうなんて思っていたら全く治らず。 今も咳が出ます。 ようやく痰切れが良くなり始め、以前飲んでいた、抗アレルギー薬は中止して、咳止めと痰きりの薬を飲んでいます。 こういった薬はやっぱり自分で飲んでみないと解らないですね。 抗アレルギー薬は痰の量が少なくなって初期の咳の連発はだいぶ良かったのですが、途中から痰が硬く固まりだし、一時的に気道に詰まって、息が吸えなくなってえらく焦りました・・・。 あんまり本来の使い方ではない薬の使い方は良くないのだと反省です。 ひどい時には、咳を連続してだして、息を全部はききったあとに、喉が塞がって息が全く吸えなくなったり、咳で気持ちが悪くなって、胃液を吐いたりするというのを繰り返していました。 
今ではしゃべらなければ咳は殆ど出ない様になりましたが、調子に乗ってしゃべると、咳が出始めて、きっとだいぶ患者さんにご迷惑かけているんだろうなと反省しています。 もしかしたら今回のこれは百日咳だったのではないかと今更ながら思います。 きっとあと1ヶ月位はこんな感じが続くのでしょうね。 
今でも診察中はマスクをして、患者さんとお話する前に、暖かい紅茶を飲んで準備して話しをすると、5分位はなんとか持つので、良いですが、それ以上になると、声がかすれ始め、結局むせ込んでしまって、お聞き苦しい感じになってしまいます。  暖かい紅茶は結構即効性があってよいですね。 中国茶や日本茶や、コーヒだとあまり効果ないようでした。

もう一つ6月頃から左の肩が五十肩になり、幸い2年前の右の五十肩はだいぶ良くなっているので良いですが、結構寝返りをうったりするのも大変です。 やっぱり日頃の運動不足が良くないのでしょうね・・。 一番面倒なのは、白衣を着るときですね。 今回の痛みは後方への移動と挙上時にでるので、白衣を着たり脱いだりするのが一苦労です。 最近ようやくこつをつかんで来て、なんとか痛まずに白衣を着脱する方法をマスターしました。 まあ何の役にも立たない知識ですね・・。 
何の落ちもありませんが、あしからず。 独り言でした。

ホームページ来訪者が1日1000人を越えました・・・。

睡眠についての記事を書いていた頃からでしょうか? なんだか一日あたりの閲覧者数が増えているなーと思っていたのですが、昨日一日あたりのホームページ閲覧者が1000人を越得ていた様でした。  ちょっとびっくりです。 そしてどうもありがとうございます。  今後も記事を書いていきますのでよろしくお願いします。
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夏風邪をひいてしまいました

夏休み直前に油断して夏風邪をひいてしまいました。 熱は出ないのですが、咳が続き、腹筋と背筋や咳で使う筋肉が痛いです。 夏期休暇中ずっと寝ていて、寝ていたら治るかなと思っていたのですが、休暇が終わっても相変わらず声があまり出ず、しゃべっているうちに咳が出るというのを繰り返しています。 
かなり強い咳止めを飲んでいるのですがあまり効果ないようで、花粉症等に使う薬を使ってようやく、夜に咳で1時間置きにおきるといったことはなくなりましたが、完全に良くなるのにはもう少しかかりそうです。 思えば5月頃から咳が出るタイプの風邪がはやっていて、それなんでしょうね。 
驚いたのは、花粉症等、鼻水を止めるために使う薬が結構、咳に効果があった事です。 確かに、気道分泌液量を減らすと言う薬効があるので、予想はしていたのですが、鼻水を止める薬で、咳が止まるのはちょっとびっくりしました。 ただ、こういった薬の欠点は眠くなる事。 仕事をしていると大丈夫なのですが、少し患者さんがいらっしゃらない時間があると、気だるく、寝てしまいそうになります。
皆様も気を付けてくださいね。 空調の乾いた風をまともに受けたりしていると、結構喉にきますので・・。

不整脈学会に参加して来ました

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日本の不整脈の臨床と研究を持ち寄って発表する学会、日本不整脈学会・心電学会に参加して来ました。 元々この二つは結構小さな学会だったので、平日に開催される事が多く、参加するのが結構大変なんですよね。 勤務医の時代には、すべてを休んで、アルバイト等を若い先生にお願いして、外来を閉じて、全期間学会に参加できたのですが、今回は半日だけです。 クリニック休む訳にいきませんので・・。  土曜日とか日曜日にあればもう少しきちんと参加して勉強できるのですが・・・。 
会場は、東京、芝公園 プリンス パークタワー 東京の地下でした。 こんなところにこんなホテルがあるなんて知りませんでした・・。 とても新しくて奇麗なホテルでした。 
でもとにかく暑かったです。 最近本当に蒸し暑いですね。
大学を離れて既に3年が経過していて。 そろそろ、少しずつ、私が前線で仕事をしていた頃と比べて少しずつですが知識が新しくなりつつあるような気もします。 きちんと勉強して、情報を整理しておかねば。 また来年も参加しよう。

夏がやって来ました

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台風8号も過ぎ、もう梅雨はあけたんでしょうか? 湿度が高く、暑い日が続いています。 患者さんを拝見していて思うのは、真夏の気温のすごく高い時期より、6月や7月の暑くなりかけに体調を崩される方が多い様です。 気を付けてください。 6月に猛威をふるった、強い咳が1ヶ月も2ヶ月も続く風邪もようやく下火になって来て、これからは暑さ対策が必要な季節です。 写真は、待合室にあるカボックという観葉植物の新芽です。 小さくかわいらしい形をしていますが、時間が経つとだんだん緑色が濃くなって大きくなります。 年末に育てていた、ポインセチアは残念ながら、入れ替えた土に小さなムカデが混入してしまっていて、クリニックでは不衛生という事で、鉢ごとだめにしてしまいました。 残念です。

三好クリニック夏期休暇は8月9日から15日となっております。 その前後のご予約は少々混み合いますが、ご容赦いただけましたら幸いです。

カルテソフトの更新

もうゴールデンウィークですね。 本日第4土曜日で三好クリニックも休診です。 今回、カルテ用のソフトウエアーのサービスを新しくしました。 三好クリニックのカルテはファイルメーカーシステムを使ってその上で自分で作ったカルテシステムを動かしているので、業者の人に頼む訳にも行かず、一人でセットアップを行います。 今回のアップデートで一番期待しているのは、カルテの入力スピードが速くなるかもしれないという事です。 今まで患者さんのデータファイル等を登録する際に、3回も4回もクリックしなくてはならなかった所を、一回ドラッグするだけで登録できる様になるので、カルテの記載が早くなり、その分、患者さんの正面を向いてお話を聞く事が出来るかなと・・・。 
診察をしていて、カルテを書くスピードは結構大事です。 ただただ話しているだけでしたら、別に良いのですが、お話になった事が、以外に後で約にたったり、あと来月きっと忘れないとおもっていても、忙しい時間帯にいらっしゃったりすると、口で行った約束を忘れてしまったりする事もあります。 患者さんにとっては医者は一人ですので、まあ忘れないという事もあるかもしれませんが、医者側に取ってみると、同じような病気であったり、似た様な状態の患者さんの病態を混同してしまう事もあるので、やはりカルテをしっかり書いておく事は大事なのです。 しかし、カルテを書いている時は、結構我々は無防備になっていて、書きながら考えたりしている時に、患者さんはドンドン別の話をされたりする事があって・・・。 結構収集が付かなくなったりする事があります。 ちなみに、私のクリニックのマックは、口でしゃべった事を文字に変換する機能もあって、いわゆるiphoneでいう”siri”ですね・・。 使ってみたい衝動にかられる場面もあるのですが、ちょっと恥ずかしいです。 結構文字の認識はきちんと行ってくれますよ。 

今日は休診日なので、セットアップをしてテストをして、結構慌ただしく一日がすぎてしまいました。 明日はゆっくり休みます。
実際に診療が始まってバージョンアップの問題が出てくる事もあるので、来週診療開始時がちょっと怖いですが・・。 なんとかがんばってみます。

青山通りも雪がすごいです

先週といい今週といい、週末雪が多いですね。 足下滑りますので注意してくださいね。 今日は滑るどころじゃなく、雪と雨で水はけが悪く、シェーク状態になった道路を歩いたせいで、靴の中が、氷水でいっぱいになりました。 こういう日はあえて病院に行きたいとはなかなか思えないですね。 滑って転んで骨折しても大変ですし・・。最近、少々予約が込み入ってご迷惑おかけしていますが、来院されるの難しければご予約変更いただいてよろしいですので、遠慮なくご一報ください。 予約が詰まっていても、最近は午前中に看護師2名体勢で運営しているので、フリーで来院されても検査等に入っていなければそれなりにてきぱきと対応出来るようになって来ています。 雪の翌日が混んでいても、お薬がなくなるのはまずいですので、ご来院いただければと存じます。
寒くなると、とたんにインフルエンザが流行りはじめますが、今年はまだA型がほとんどで、B型インフルエンザの流行はこれからでしょうね。 毎年3月頃から、急激に増えてきます。 ワクチンを打っておられても、3割の方は感染されると言いますので、過信せず予防にご留意ください。 手洗・マスクです。
写真は、金曜日の夕方・・・。 青山学院から、人がいっぱい、並んでました。 寒そうです。

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クリスマスリース

開院が2年前の11月だったので、たくさんお花を頂きました。 どうもありがとうございます。 今日、身内から、クリスマスリースを頂きました。 造花の物は以前飾っていましたが、生は今回初めてで、エントランスホールに飾っておきます。 木の香りがして、ちょっと贅沢な気分です・・。 
少し知ったかぶりをしてしまいましたが、クリスマスリースという言葉、今日初めて知りました。 田舎もんですいません。
ちなみに今日、三好クリニックのウエブのカウンターが10万を越えました。 最近、アクセス数が増えていて、ちょっとびっくりです。 どうもご来場ありがとうございました。 ほとんどはメーカーの方のおつきあいだと思いますが、それでもなんだかうれしいです。 もう後2週間ちょっとで、今年も終わりです。 皆さん良いお年を。
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ライトアップ

そろそろクリスマスシーズンで、今年は表参道もライトアップされていてとても奇麗です。そのためか、忘年会の酔っぱらった方々も去年より多いような気がします・・。
三好クリニックは青山通りに面しているので、直接は見えませんが、帰りに表参道の交差点ぐらいまで歩かれると良いかもしれません。 少し最近寒いですが。
三好クリニックの前には、スパイラルがあって、良くアート作品を置いていたりしますが、今日の朝、白いクリスマスツリーが運び込まれてライトアップが始まりました。 なんだか奇麗です。
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年の瀬

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ポインセチアの葉がかなり赤くなってきたので、ポチッと写真をアップしてみます。 去年患者さんに頂いた物で、春には茎一本になっていたのが、ぐんぐん増えて、一時はかなり大きな株になっていたのですが、枝があまり大きく重くなりすぎて、遮光のための段ボールをかぶせる時に、枝が一本折れ、二本折れして、2週間程前に、真横に伸びていた大きな枝(ほとんど株全体の2/3ぐらいあったものが・・・)、がぽきっと折れて、だいぶコンパクトに・・。 というか寂しくなってしまいました。 色は奇麗ですが。 とっても残念です。
もうそろそろ受付に出してみようかなと思っています。

今年もあっという間でした。 まだ1ヶ月ありますが、今月は特に一瞬で終わったような気がします。 最近、風邪の患者さんや、インフルエンザのワクチンの集団接種の方がいらっしゃったりした関係でかなり忙しかったこともあるのでしょうね。 予約でいらした患者さんも、外来でだいぶお待ちになったのではないでしょうか? 来年2月頃から、ようやく、午前中だけ看護師さんをもう一人増やせそうなので、待ち時間ももう少し解消されるのではないかなと思っています。

12月になると忘年会のシーズンですね。 私も、まだ慶應で継続している仕事の関係で、慶應関連の忘年会に何件か誘われていて、肝臓と体力が心配です。 皆様も、寒くなって来ましたので、風邪等ひかないよう気を付けてお過ごし下さい。 ノロウイルスもはやっている様です。 マスク・手洗い結構大事だと思います。

私も10月頃から通勤時と診察時にマスクをし始めています。 昨日かえりにふと思いました・・。 一年のうち半分マスクしてるんだなと・・。 そうやって考えると、マスクはもう自分の一部になってしまっているのではないかとも思ったり・・。 すごいですねマスクって・・(笑)。 

薬は日数分ちょうどが良いのか、余裕があった方が良いのか?

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中年になり、生活習慣病の薬を飲む様になりました。 患者さんに薬を出しておきながら言うのもなんですが、自分で飲むとこれが結構大変な事だなと実感します。 私の場合、一日1粒だけですからまあなんとかなりますが、これを一回10粒近くある薬を毎回、プチプチ包装から取り出して飲むのは結構大変だったりします。 大きい粒はのどにつかえて飲みにくいし、小さい薬は落としてしまいがちで怖いし。休み無く毎日となるとこれは結構めいりますね。

私はあまりきっちりした性格ではないので、万が一予約を忘れて受診しそびれても、手元に薬が数日間のこっている方が安心かなと思って処方してきました。 大学病院等での受診では決まった週に来院される方が多いため、1ヶ月おきの受診だと28日周期、2ヶ月だと56日周期というようになります。 しかし、薬の多くは10粒がまとまって1シートになっていることも多く、また計算が楽という事もあり、1ヶ月の方は30日、2ヶ月の方は60日で処方をしている事が多かったです。6週目に来院される方は42日(「しに」)、7週目に来院される方は49日(「しじゅうくろうする」)と語呂もあまり良くなく、それぞれ50日で処方すると言った具合ですね。 そうやって少し余分に薬を処方すると、一ヶ月おきで受診される患者さんは2日分、2ヶ月おきだと4日分薬が余るのです。この余った薬を、急に受診が出来なかった時のための予備と思ってずっと処方して来たのですが、最近自分で飲んでみてみてこのあまりの分が結構気になる事に気づきました。
実はきっちり日数分処方すると、
1、自分が薬の飲み忘れをしていると、薬が余ってくるのでその分の見忘れを自覚する事が出来る。 
2、薬が切れそうになってくると、あーそろそろ外来だなと自覚する事が出来る。

といった利点がある様です。  ただ医者側の感覚から言うと、うっかり受診を忘れたりした時のために、やはり少し余裕を持っていた方が良いのでは無いかな、と思う次第で、今まで通り、処方するつもりですが、ご希望の患者さんおられましたら、日数分きっちり処方してくださいとお伝えいただければと思います。 患者様のご希望にあわせますので。 日数分で処方するのもそれほど大変ではないのです。

心電学会へ参加して来ました

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今年の心電学会に参加して来ました。 どうも心電学会も日本不整脈学会も小さな学会の気分が抜けないためか、平日に学会をする傾向があって結構参加が難しく困ってます・・。 今回も青森でしかも、金曜日と土曜日開催だったので、金曜日の外来が終わってすぐに、新幹線で青森まで行って。 翌日参加して来ました。
不整脈治療のトレンドは、まだ大学にいた頃とあまり大きく変わってはいない様ですが、油断していると最新の治療法から取り残されてしまうので、やはり毎年参加して新しい情報を得ていきたいです。 
私事なのですが、青森に行くのは2回目で、青森市に行ったのは今回が初めてでした。 到着が深夜0時過ぎだったのと、翌日夕方には帰京したのでほとんど、観光というか何も出来なかったのですが、「全部のせ丼」というのを体験して来ました。 おいしかったです。 あと東北方面の新幹線に乗る機会はあまり無いのですが、東海道新幹線に乗る機会が多い人間にとって、東北や信越方面への新幹線のホームはどちらかというと狭く、さらに車両あたりの乗客数の多い、2階建て新幹線のマックスが入ってくると、ホーム待機の乗客数が多くで、かなり殺気だっていて・・。 ちょっと怖かったです。 いつも結構混んでますよね・・。

秋らしくなって来ました

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9月も始めの頃は、どうなる事かと思うぐらい暑かったですが、ようやく少し涼しくなって来ましたね。 去年は9月いっぱい、暑い日が続いていたので、それを考えると、少し涼しくなるのも早かったかもしれませんね。 夕方6時になると既に日が落ちて暗くなっていますし、こうやってどんどん冬になっていってしまうんですね。
急に涼しくなったせいか、少し風邪の患者さんが増えて来ています。 診察している私の方も、少し喉が痛いですね・・。 今の時期の風邪は、喉の痛みと、吐き気・下痢がある人がいらっしゃいます。 また頭痛ですかね・・。 流石にそろそろ布団も暖かい物にした方が良いかもしれませんね。
お体大切にしてください。

ちなみに、Aoビルの一階に、俺のイタリアン・俺のフレンチが出来る様です。 紀伊国屋の入り口に大きな看板が付きました。 僕は良く知らないのですが、結構おいしいらしいですね。 立食らしいのでご年配の方には厳しいかもしれませんが・・。 生コンクリートを入れたり、業務用の冷蔵庫を大量に運び込んでいたので、結構大掛かりな店になるんでしょうね。 

夏休みを終えて

夏休み皆さんいかがおすごしだったでしょうか? 
急に暑くなって来ましたね。昼間の暑さも辛いですが、夜の暑さはさらに厳しいですね。
三好クリニックも長期休暇を頂きまして、ご迷惑をおかけいたしました。 休暇のしわ寄せのせいで来週は結構混み合ってしまっています。  重ね重ねお詫びをいたします。
この季節になると、このクリニックの内装工事を行っていた時の事を思い出します。 そろそろ2年になりますね。 お休みの初日に、クリニックの床掃除とワックス掛けを行ったのですが、開院当初と比べると床もだいぶ汚れてしまっていますね。 あまりに熱かったので、クーラーを入れて閉め切った状態でワックスをかけたため、有機溶媒の中毒で2−3日頭が痛かったです・・。 やっぱりワックスかける時は、きちんと換気した方がよいですね・・。
さて、この暑さいつ頃まで続くんでしょうね・・。

梅雨になりましたね

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よい天気の日が多かった5月も終わり、湿度の高い梅雨っぽい天気になって来ましたね。 雨が降って、服や紙がジメッとして、あまり気分は良くないですが、植物に取ってはとても重要な時期なのでしょうね。 患者さんに頂いて、一旦落ちた花がまた咲きました。  この時期、患者さんは少し少なくなるのですが、最近不整脈の患者さんが少し多い気がします。 湿度が高かったり、不愉快な環境は、やはり不整脈を起こしやすくする様ですね。  不整脈の診断にはホルター心電図といって24時間取り付けて生活してもらう、携帯型心電計があるのですが、去年はほとんど6月は稼働していなかったのに、今年は毎日いろいろな患者さんに使っています。 昔のホルター心電図と違い、風呂に入っても大丈夫な様に、本体は防水で、電極も、シリコンの薄い膜で出来た、防水仕様になっていますので、短時間でしたら風呂でも大丈夫です。 むかし、この水に濡れても大丈夫な心電計の開発をされていた方と知り合いだったのですが、心電図記録をしていても風呂に入りたいという、日本人の風呂好きから生まれたこの機械、とても患者さんに評判が良い様です。

いよいよ6月です

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もう梅雨入りですね。 今日は5月最終日ですが、雨が上がって梅雨の中休みと言ったところでしょうか? 実は最近になって、以前、慶應の外来で拝見していた患者さんがちらほらまたやって来てくださる事があり、お元気そうだったり、そう出なかったり、いろいろなのですが、懐かしい方々にお会いできてとてもうれしかったりします。 
写真は、ミニバラのつぼみです。 患者さんに頂いたミニバラの花が一通り落ちた後に、窓際に置いておいたら、またつぼみが出来始めたところです。 梅雨は、人間にとってはじめじめとして少し過ごしにくい季節ですが、動物や植物に取っては恵みの雨。 いろいろは花が咲き、新芽が出たり植物が生長する季節でもあるのでようね。

ただやはり私は、やはりさわやかな風のふく、からっとした明るい天気が好みです・・。 今日のようなよい天気もそうそう続かないでしょうから、あと1ヶ月ちょっとは、じめじめして、出かけるのも少し億劫になる季節ですね。 雨の日は滑りますので足下にご注意下さい。 私も、3年程前に、雨上がりに滑ってころんで膝を強く打ったせいで、じん帯をいためてしまったのか、今でも思いっきり力を入れる事が出来ないです。 関節の怪我という物は本当になかなかもとには治らない物ですね・・・。 

ゴールデンウイークを終えて

寒暖の差が激しかった3月4月を終えて、ようやく少し五月晴れ、初夏といった雰囲気になって来ましたね。そろそろクリニックも冷房を入れ始めました。

三好クリニックは開院してからまだ2年経っていません。 去年は3月に患者さんが多く、4月5月と少し落ち着いて少なかったのですが、今年は5月も結構多くの患者さんがいらっしゃいます。 連休中と連休後は今年はかなり混み合いまして、患者さんにはだいぶお待たせしたのではないかと思います。申し訳ありませんでした。 クリニックの経営者としては、患者さんがたくさんいらっしゃるのはありがたいのですが、余混みいってしまって、患者さんをお待たせするのは気が引けます。 まあ本当の所を言えば、1ヶ月前とか2ヶ月前の私の予約の取り方が悪かった訳なので、もう少し工夫して予定を調整しないといけないな。と反省するしだいです・・・。 来週から少し患者さんの予約数は通常のペースに戻ります。 

診察をしていて、特に時間というのは結構大事だと実感します。 十分な時間さえあれば、医者の能力など大差無い物です。 ただ経験を積んだりよい医者になると、短時間で病気が診断できたり、短時間で迷い無く明確な説明を患者さんにする事が出来たりする事で、5分や10分程度の忙しい外来の診察でも、なんとか正確な診断に行き着き、患者さんに十分納得してもらう事が出来るという訳なのだと思います。 私は、自分が名医とは思いませんし、思いたくもないですが、やはり一人一人にかける時間は大事だなと思っています。 特に不整脈の患者さんは、発作の頻度が少ないと、患者さんとのお話や、何を求めて受診されるのかという事を時間をかけておききしなくては、なかなか患者さんの希望される治療に結びつかない場合が多いです。 そのため、三好クリニックでは少し、一人一人の予約時間が長くなっていて、そのため予約無しで受診された場合、予約の患者さんの合間に拝見するためだいぶお待たせしてしまう事になってしまいます。 ご協力いただければと思います。

ただその一方で、自分の中では、偉そうに予約を取ってまで来てもらう価値があるのかと、自問する事もあります。 本当はフラッとやってこられても、いつも空いていていつでも、診察できるようなクリニックが良いですよね・・・。 なので、予約が苦手なかたは、ちょっと待ち時間を我慢いただきますが、予約をキャンセルされる方もおられますし、合間を見てきちんと拝見いたしますので、ご来院いただければと思います。 

クリニックの床掃除

ゴールデンウイークに入り、休みが少しあったので床のワックス掛けを行いました。 ご家庭でワックスをかけておられる方はお分かりになると思いますが、ワックスをかけるのはそれほど大変では無いのですが、その前の床の汚れ落としが結構大変なのです。 大体年に3-4回やるのですが、今までは、手で床の汚れとワックスを落として、雑巾ですすぐという方法でやっていました。 去年の年末にあまりに力を入れすぎたためか、腱鞘炎になって、2ヶ月ぐらい、重いものを持てなかったので、今回ポリッシャーという機械を購入しました。 良くビルなどの床掃除で業者の人が石けんを付けて、先端の丸いスポンジをぐるぐる回して、床を磨く装置ですね。 あれの小型の物があったので購入して見ました。 あれは難しいですね。 ビルの掃除をしている方々の技術の高さを知りました。 簡単に言うと、左に行くにはハンドルを手前に倒し、右に行くにはハンドルを上げる、前に行くにはハンドルを左に倒す、と言った具合で、かなり混乱します。 また少しパニックになると先端が急に暴れだして、大変な事になるわけです・・・。 イヤー 良い勉強になりました。 結局、腱鞘炎にはなりませんでしたが、翌日の全身の筋肉痛はかなりのものでした・・。 やはり休みの日にやっていてよかった・・・。 
でも、手でやっている時に比べて、洗浄からすすぎまでの時間がかかってしまい。 残ったワックスのせいでワックス掛けが少しむらになってしまいました・・・。 とほほです。 やっぱり手作業が一番ですね。 

埃っぽい

最近、風が強くて、花粉だけじゃなくて、土埃なんでしょうか・・。 空や景色が少し茶色っぽく見えますね。 窓を開けていると、家具やサッシに黄色い砂埃がたくさん付いていいて、こういう空気を吸い込んでいるかと思うとあまり気持ちの良いものでは無いですね。 喉が痛い・咳が出ると言った不調を抱えておられる方、結構多い様です。 今日は朝少し雨が降って、ちょっと収まりましたが・・。 もう少しの辛抱なのでしょうね。 

連休ですね

先週末と今週と少し患者様多く来院されて、外来は忙しかったです。 多くの患者さんをお待たせしたような気がします。 特に予約無しでいらした患者さんは大変だったでしょうね。 三好クリニックはやはり循環器のクリニックなので、検査等に入ってしまうと一人の患者さんに結構時間がかかってしまうので・・。 出来ればご予約してから来院して頂いた方がよろしいと思います。 
今週は水曜日は、積もりませんでしたが雪が降り、多くの患者さんがキャンセルされ、それと同じぐらい体調を崩されて来院されました。 風邪、特にインフルエンザの患者さんが多い気がします。 延期された患者さんの予約等でまた来週少し混雑しそうな予感が・・・。

週末は明日土曜日から来週月曜日まで、三好クリニックは3連休になります。 体調崩されておられる患者さんに取っては少々不安もあるかと・・。 すいませんね。 

表参道も5時を過ぎるぐらいまで、明るくなって来て、だいぶ日の入りも遅くなっている様ですね。 節分=立春と言いますから、暦上は春なのでしょう。 まあ春というには今日は風が冷たく強かったですが・・・。 まだまだ寒い日が続くのでしょうね。 皆様、お風邪引かない様に暖かくして御出かけ下さい。 そろそろ花粉も飛び始めていますね。


横浜のとあるクリニックを訪問してきました。

16日日曜日に、横浜のとあるクリニックを訪問してきました。
私が以前慶應で仕事をしていた際にとてもお世話になった、慶應心臓外科の古梶清和先生が退職されて開業されたとの事で、開院前の内覧会にお邪魔してきました。  東急のみなとみらい線で、みなとみらい駅の一つ先、馬車道駅で降りて1分、横浜第二合同庁舎の隣、とても奇麗な建物の2階のほとんどワンフローアを使って、とても立派な心臓外科・循環器内科のクリニックが出来ていました。 古梶先生は外科の先生には珍しく、診察が丁寧で細やかで、内科的な診療にも明るい先生だと思っておりましたので、開業されても間違いなくうまく行くだろうと思っております。 横浜近辺におられる方は是非おたちより頂ければと思います。 人柄もとても気さくで、紳士的な先生です。  
http://www.keiyuclinic.com

師走

12月ですね。 厳しい寒さが続きます。 昨日は地震だいぶ揺れましたね。 2011年の3月11日も慶應で外来診療中でしたが、あのときを少し思い出すような揺れ方でした。
私の方は、しばらく忙しくて髪を切りに行けなかったのですが、先日、いつも行っているカット屋さんへ行ってきました。 青山で開店しておられるカット屋さんで、10年ほど通っているでしょうか・・・。 私が青山に足を運ぶきっかけになった方です。 ちょうど私が開業したときと同じぐらいに、少し見晴らしの良い店舗に移転されたのですが、日当りも良く、冬だというのにとても室内が暖かかったです。 採血したり診察したりするときに、髪の毛がまえに落ちてきてちょっと不潔だったので、だいぶすっきりしました。
その際、店長とお話ししていて、今年は表参道のイルミネーションが無いという事を伺いました。 ちょっと期待していただけに、残念ですね。


最近はインフルエンザの予防接種の患者様が多く、少々込み入っていますが、元々少し患者様のご予約が少ない時期でしたので、なんとか時間をやりくりしてやっています。 でも、患者様をだいぶお待たせしていると思います。 特に初診の方や、お話の長い方もおられます。 不整脈診療は結構症状の聴取が大事なので、お一人様20分取っていても、それ以上かかってしまう事もあり、そのあとの診察の患者様にだいぶご迷惑をおかけする事があります。 いつも申し訳ありません。 12月のいっぱい、このような調子になると思います。 申し訳ありませんが、出来るだけご予約いただいて受診いただけます様お願いします。 

これからお勤めの方は忘年会の季節ですね。 飲み過ぎに注意して年末を無事乗り切ってくださいね。

心電学会に参加して来ました

週末に心電学会に参加して来ました。 今年は、幕張メッセでした。 JRの京葉線に乗って幕張まで行ったのですが、今回は電光掲示板の無い古い電車に乗ったので、到着するまでドキドキでした。 何か総武線へ接続する列車もあるみたいですね。 最近、電車内のアナウンスが小さいので、どこへ行く電車なのか全く解らなくて不安でした。
心電学会というのは、日本で行われる不整脈関連の2つの大きな学会の内の一つで、日本不整脈学会が治療に重点を置いた学会であるのと対照的に、
診断や不整脈のメカニズムについて掘り下げて議論が行われる場所です。 最新の治療法や、病気に対する不整脈を専門としている先生方の総意が聞ける場所でもあるので、やはり勉強になります。 毎年1回、会期2日間の日程で行われるのですが、平日はどうしてもクリニックを閉じるのが難しく、今年は一日だけの参加になりました。 古い友人にもあえてとても懐かしかったです。

不整脈専門医に合格

8月に試験のあった。 不整脈専門医試験の合格通知が来ました。 これで不整脈専門医となりました。 といっても患者様に取ってみては何も違いは無いのですが・・・。 
試験はそれほどびっくりしなかったのですが、受験料として2万円払っていてこれで終わりだと思っていたら、合格したあと認定料として3万円支払いしろと言われて少々びっくりしました。 認定になぜお金がいるのだろうと・・・(賞状でもくださるんでしょうか?)。 

カゼの診察は難しい

朝晩は少し肌寒くなってきましたね。 そろそろカゼの季節ですね。 カゼの患者さんも少し増えて来たような気がします。 
医者にとって、カゼの診療はごく一般的な診療です。 しかし、医者はカゼの治療を系統立てて教わる事はありません。 医学生の頃、「カゼの話はいつきけるんだろうか」と思っていたら最後まで無かったです。 医者になってから、それまでの自分の体験や、周りの先輩方の診察をまねして対応していくことになります。 
私自身はカゼの患者さんの診察は結構緊張します。 なぜかというと、ほとんどの場合1回きりの診察と治療になるからです。 薬が効いた場合は2回目は来られませんし、悪化した場合「あそこはヤブ医者だ」と、2回目来られない。 ですのでなるべく一回で勝負をつけられるようにと気構えてしまいます。 またカゼ診療は、医者としての診察スキルアップが難しいという事でもあります。 自分のやった治療が良かったのか、悪かったのか、結果が帰ってこない。 そのため、一人の患者さんの治療の経験が次の患者さんになかなか生かされないのです。 なので結局自分のカゼ体験談だけが、治療の指針になってしまうという訳です。
カゼというのは、上気道つまり気管より上の、のどや鼻の炎症で、発熱・咳・はれ・痛み・くしゃみ・鼻水などが出るものをカゼ症候群といいます。 通常体温が38度を超える事は珍しいです。 病原体としては、ウイルス(一種類でなくいろいろなウイルス)が原因ですので、曲がった事の嫌いな先生ですと、「抗生物質はウイルスには効果がありませんので出しません」とおっしゃる先生もおられるでしょうね。 それはまさに正論ですが、細菌の混合感染を起こしているとおもわれるような兆候があれば、私の場合抗生物質をお出しします(この辺りは医者によって見解が異なるところでしょう)。 じゃあ病気の初期の段階から抗生物質を飲めば早くなおるのでは無いかと思われがちですが、それはどうも違うようです。 少なくとも38度を越えるぐらいの熱が出て来てからでないとあまり効果が無い様な気がします。 抗生物質は体が一番病気を直そうとする勢いのある時でないと、耐性菌が出て来てしまって勢いがぶり返してしまい、治り切らないという事態になってしまいます。 ではどうすればカゼが最も速く治るかと言えば、のどを冷やさない事、病気と闘うための体力を温存するため安静にしておくのが重要だと思います。医者が出している薬は、あくまで風邪の不愉快な症状、痛みや・咳・鼻水等を押さえるだけのものでしかないです。 早めに医者に行ってもカゼが治った訳ではないので、無理をされると、カゼは悪化してしまいます。
また、ウイルスの中でもインフルエンザウイルスの感染症の場合は、発熱の症状や全身症状が強く(腰や太ももの筋肉の重い感じや、関節痛)、熱も39度近くあがる場合があります。 これは薬が異なりますのでカゼ症候群とは区別されます。 医者へ行けば簡単に、10分程度で診断できますし、治療薬もしっかりありますので、きちんと受診される事をお勧めします。

これから、寒くなります。 カゼの予防は手洗いが最も有効だと言います。 お大事にどうぞ。

9月も半ばを過ぎ

今年の夏も、ほとんど雨がふらず、暑い日が続きましたですね。 ここ数日は朝の時間は少しおさまりつつありますが、まだ昼間は日光が強いですね。 クリニックの前の青山通りは昼間の時間帯よく日が当たり、石畳からの照り返しも加わってとても暑いです。
今月もこのお暑い中、多くの患者さんに来院していただき、本当にありがとうございます。 
9月も半ばを過ぎ、もうそろそろ私が慶應を退職してから1年になります。 開院してようやく10ヶ月です。 
このクリニックをオープンして、まずはじめに試した事は、患者さんを出来るだけお待たせしない様にするために、お一人の診察予約時間を20分に設定して、一人一枠でお受けする事でした。 私の当初のイメージだと、2−3割の方は予約せずに自由に来院されるかなと思っておりましたが、蓋を開けてみると、ほとんどの皆様が電話でご予約されて、ほぼ時間通りにご来院いただきまして、これは診察する側からするととてもありがたい事だと思っています。  しかし、仕事の都合や、今日は気乗りしないなーと言う事もきっとあるはずで、そういう方に取って予約はどうなんだろうとも、ずーっと思っています。  本当は通院しなくてはならないご病気があるのに、時間きっちりに行けないため、通院を躊躇されてしまうようになるのは、医療サービスとしてどうなのだろうと思うのです。  時々、予約を入れたまま、ご来院されない患者さんもいらっしゃいますが、そういう患者さんが、ふらっと「すみません、忙しくて来院出来ませんでした」と良いながら再来院していただくと、実はとてもほっとします。 そういうお忙しい患者さんにとっても敷居が高く無い様にするにはどうするのか、正直な所まだよくわかりません。

10月になりましたら、インフルエンザの予防接種を開始いたします。ワクチンは十分な量確保してありますので、受診された際にお声掛け下さい。

三好クリニックの電子カルテ

ようやくお盆休みを終えましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日は病気とはあまり関係の無い話です。

自分で言うのもなんなのですが、私の字はとても汚く他人には判別不能です。 慶應で診察している時は紙カルテでしたので、自分の書いた字が汚くて読みにくかったり、ほとんど絵みたいなカルテになっていまいした。 それはそれで自分にとって効率は良かったのですが、やはり字が汚いと、他の人に指示だししたりするのもうまく伝わらなかったり、患者さんにとっても、横からカルテを見ても何書いてあるのかよくわからない状況になっていました。 古い先生の中では、患者の心情を考えて内容をわざと見せない様にするという事もあったようですが、最近の患者さんは、インターネット等でいろいろな情報を持っておられて、逆に隠し事をすると不安を与えるような気がして、あまり良くないような気がします。 

三好クリニックに来られる患者さんの中には、カルテがマッキントッシュのiMacで動いている事に少々びっくりされる方も多い様です。 たぶん、各社メーカーの出している一般的な電子カルテの多くがWindows対応版で、iMacを使って電子カルテを稼働させている病院は少ないのでしょう。iMacはとても画面が大きいので、患者さん側からも画面が見えやすく、その点でも満足しています。

私がクリニックにマックを使っている理由は、単に使い慣れているという事もあるのですが、予約システムとカルテ、そして会計用のソフトをきちんと連動しておきたかったという事。 そして、問題があったり、患者側のニーズがあった場合、すぐに自分でカルテプログラムを修正して対応したいと思ったためでした。 

私は慶應に在籍している時から、循環器内科のインターネット管理者やWeb管理をやっていました。また研究データの解析を自分でコンピュータープログラムを作って行っていた事や、不整脈のコンピューターシミュレーションの仕事などもやっていたので、自然にプログラム言語を覚えてしまっていました。 ですのであまり、自分でカルテプログラムを作るという事に、抵抗は無かったです。マッキントッシュのコンピューターは、操作のほとんどを自動化できるApple Scriptというプログラムを持っています。 また、標準的なUnixというコンピューター言語も動作するため、かなり自由にカルテをデザインできます。

マッキントッシュのiMacを使ってカルテプログラムを作製して、一番良かったなと思うのは、画面が大きくて、患者さんへ心電図やCT検査等の説明がしやすい事。 そして自分のカルテの記載をいつも患者さんが見ているという緊張感が、診療のモチベーションを少し上げてくれるような気がする事でしょうか。

不整脈専門医試験受けてきました

今週日曜日に、試験に行ってきました。 晴天で、すごく暑かったです。
今回の第一回不整脈専門医認定試験は、一橋大学の講堂を借りて行われました。 初回だった事もあって、不整脈をやっておられる先生がほぼ全員集まった感じでした。 今まで資格自体が無かったので、既に御高名な先生や、学会の重鎮の先生方も数多く受験されているのを見てびっくりしました。 ある程度のキャリアーがある先生は免除されても良いのでは無いかなーと思ったのですが、それだけ実力重視のフェアーな試験だと言う事なのでしょうね。
 問題は100問で、マークシート形式でした。 いやー大学受験や医師国家試験を思い出しました。 
問題は、比較的簡単だったように思います(こんな事を言っていて不合格だと恥ずかしいですが・・)。 試験よりも願書に当たる、不整脈医としてどのぐらいの経験があるのかを証明するための書類を準備するのが大変でした。 関東だけで300人弱の受験者でしたので、他の専門医に比べて圧倒的に少ない気がしました。この経験値を満たしている先生がたがあまり多くないのかもしれません。

昔の同僚に何人もあって、少しなつかしかったです。

不整脈学会に出席してきました

天気が悪いですね。 とてもじめじめして、蒸し暑く。 こういう時期はやはり不整脈の調子が悪い方が多いような気がします。 

今日は、朝から横浜のみなとみらいで、不整脈学会に出席してきました。 もう大学を離れて学問の道から少し間を置いている私ですが、今回はご指名でもありましたので、セッションの座長を勤めさせて頂きました。 もう退官されたような年配の先生でしたらいざ知らず、私のような若輩者で、個人のクリニックの院長が座長をするのはなんだか気が引けましたが、久しぶりに心臓電気生理の研究の話を聞けて、とても勉強になりましたし、2−3研究の助けになりそうなアドバイスが出来たので、何かお役に立てたのかなーと自画自賛しながら、表参道に戻って来て、午後から診療を開始しました。

私が座長をしたセッションは新しい不整脈治療の技術であったり、病気の研究でしたが、その前のセッションでは、新しい抗凝固薬をどうやったら安全に使えるのかと言った話や、珍しい、抗不整脈薬の副作用の話が聞けて、実際の診療にも大変役立ちそうでした。

東急東横線で移動した訳ですが、慶應大学は教養部が日吉でしたので、なじみがある路線です。 しかし、私が通っていたのは20年以上まえですので、今とはだいぶ様変わりしています。 でも渋谷からみなとみらいまで 特急で30分ほどで到着するので、本当に楽になりました。

五十肩体験談

私も四捨五入で50歳、50肩になってしまいました。 私の場合、やはりカルテの記載や、機器のメインテナンスのために、コンピューターのマウスやキーボードをいじるために症状が出たのだと思います。 初めは、肩関節を後方に挙げようとすると、肩の関節部分に限局した痛みが出現するのが始まりでした。 しかし痛みをかばううちに、肩とは全く関係のない、肘から先の筋肉の痛みや、肩全体の筋肉の痛みがではじめ。 そのうち、不意におこった痛みを避けようとして急に腕全体を脱力しようとした際に、その後10から20秒ほど続く、持続性の激痛を感じる様になりました。 また寝る時に、手の位置が収まりがつかず、無意識に寝返りを打つ際にも痛みがあるようで、朝起きたら腕を折り畳んで不自然な姿勢で寝ている自分に気づきます。動かしてみると、腕全体が筋肉痛のように重い痛みが出る。 わたしの場合そのような症状です。 50肩といいっても、いろいろな病態が有る様で、私の経験が皆様に当てはまる訳では無いと思いますが、わたしの症状を少し解説してみます。

私も医学生の頃に習ったきりで、専門ではないです。 しかし医学部教育ではこの辺りのお話は教えてくれなかったです。 肩関節は特殊な関節で、鎖骨、肩甲骨で支えられて体幹に接続されています。 肩関節はかなり自由に動かすために、とてもたくさんの筋肉で取り囲まれています。 そしてその筋肉の先端は肩の関節周囲で腱が寄り集まって上腕骨に接続されているので、50肩(正式名称は肩関節周囲炎)はその複雑に絡み合った腱の炎症が原因だと言われています。 肩の関節の動きは、前・後・側方・体の中央方向への動きに加えて、肘関節を回転させるねじれの動きが有ります。 そのため思わぬ方向に曲げると痛みが出るという事を繰り返し、結局痛みが怖くて、あまり手を動かさなくなるという事に陥りがちです。 肩を動かして、短時間痛い分にはあまり苦痛は無いのですが、筋肉の痙攣と思われるような持続的な激痛は少々厄介です。 そのため、必要以上に、動きを制限しようと肩にいつも使わない筋肉に力が入り、はじめは小さな痛みだった肩の痛みが自然と大きく腕全体になるように思います。
わたしの場合この激痛に関しては、どうも以前原稿
「あしがつるぅ・・」に書いた、こむら返りとに似たような現象が肩の関節におこっているように感じました。 こむら返りは急激な筋肉の緩みが悪化の原因になります。 筋肉に痛みがあると、反射的に急激に肩全体の筋肉の力を抜いて、痛みを止めようとします。 その際に収縮しかけている筋肉が急激に緩むため、反射的に緩まないようにさらに強く収縮しようとして痙攣する。 これはこむら返りと同じ現象の様な気がします。こむら返りと同じで、その痛みが出ている筋肉を急激に短縮させないようにする事が大事なのでしょうが、残念な事に足と違って、肩の関節だとどのように動かすとどの筋肉がのばされるのか直感的に分かりにくいところがあります。 なので結果として、痛みが消えるまで耐え忍ぶしかなくなるのかなと思います。 またこむら返りと同じで、その際痛みのある腕以外の手やあるいは壁や机などを使って、痛みのある筋肉を軽くのばすところがポイントかなと思います。

炎症がある状態、肩の関節を直接押して関節に強い痛みがあるうちはあまり動かさない方が良いと思いますが、動かしたときだけ痛みが出るようになってきたら、少しずつ関節の動きを大きくしていき、固まってしまった筋肉や関節をほぐしてゆく必要があるように思います。
わたしもはじめの2週間はほとんど動かせず、その後少しづつ運動域を広げています。 わたしの場合1ヶ月半で少し良くなりましたが、まだ時間がかかりそうですね。
以下に関節を動かす為の運動が書かれた良いサイトがありますのでリンクしておきます。 わたしの場合、コードーマン体操しか知りませんでしたが、結構いろいろな方法があるようです。 ポイントは、痛みのある腕だけを使って運動するのでは無く、痛みのない方の腕や壁やおもりの慣性などの外からの力を使って関節を動かしてゆくという事でしょうね。 そうする事で無駄な反射による痙攣を少なくし、痛みを減らす事ができるような気がします。
http://jin-shinkyu.com/stretch/stretch_4.htm
それにしても、動かなくなってみて初めて肩の関節がこんなに複雑にいろいろと動いていたのかと感心してしまいました。

五月晴れ

開院してから半年経ちました。 おかげさまで、患者様も少しつづ増えて来ています。
電話で予約してくださる方が多くて、あまりお待たせせずに拝見できているかなと思いますが、近場の方はやはりそのまま来院される様で、少し待ってもらう事になる事が有ります。 申し訳有りません。 5月は、寒かったり、熱かったり、突風が吹いたり、晴天だったり。 本当に天気が変わりやすいですね。 もうすぐ梅雨という事もあり、今日はこの5月で最も、奇麗でさわやかな青空の日の写真を掲示したいと思います。
最近、健康の為に、出勤時に一つ前の駅で降りて歩く様にしています。 朝の表参道は人通りも少なく、並木がとても奇麗で、壮快な気分です。 町内会の方が手入れされているのか、チューリップー>ツツジー>サツキと、生け垣もとても奇麗に管理されていて、歩いていてとても得をした気分です。

しかし最近私自身は、電子カルテで入力する機会が多い事や、休み中に狭い家で窮屈に仕事をしていたためか、50肩になってしまいました。 今度50肩についてちょっと原稿考えてみようかなーと思ってます。 そんなわけで、ホームページの更新も少し滞りがちだったりします。

最後に少しまじめに・・・、 季節の変わり目、前線の通過等による気圧の変化、気温の急激な変化は、しばしば古傷が痛んだり、神経痛を悪化させたり、そして自律神経を大きく修飾してしまうため、不整脈等が悪くなる事が有ります。 気をつけてこの梅雨から初夏にかけての時期をお過ごし下さい。 

内科学会へ参加してきました

4月15日、京都ミヤコメッセで行われた内科学会へ参加してきました。日本中の内科の先生が参加される会です。 京都と言えば普通は、宝ケ池国際会議場で行われるのですが、今回は、少し違いました。 平安神宮の前、京都美術館の隣でした。 サクラがまだ少し残っていてとても奇麗でした。 でも、日帰りだったので少し慌ただしかったです。 

5ヶ月診療を行ってみて

三好クリニックでは開院時からいらしてくださる患者さんの統計を取っています。 そのデーターを見て、患者さんへのサービスが低下していないか、どのようにすれば悪い点を改善出来るのか、と言った事を客観的に判断して、医院の運営に反映させるためです。 今月で5ヶ月、実質的には4ヶ月間ですが診療を行った中で統計を取ってみて解った事は、患者さんが最も多いのが午前中が多く、特に10時から11時ごろが多いという事です。 
そしてもう一つ意外に感じたのは、患者さんの3割りぐらいの方が東京都以外から通ってくださっているという事です。 私自身、開業してクリニックをする際に、この近所の方が多く受診してくださるだろうと思っておりましたが、蓋を開けてみると、慶應で私が拝見していた患者さんが、多くいらっしゃって頂いているための様です。 とてもありがたい事だと思っています。
受診された方の診察時間を見てみますと、待合室での待機時間(診察券を受付に渡してから、診察が始まるまでの時間)が平均して5分前後になっています。 これは、初診の際の問診票等の記入の時間もも含めてですので、体感時間はもう少し短いでしょうか? そして診察開始してから会計を終えて三好クリニックを出られるまでの平均時間が約20分です。 比較的ゆっくりとお話を聞けて、検査の説明や薬の説明等も比較的きちんと出来る様になっています。 もちろん院外薬局ですので、その後お近くの薬局で薬を処方される際に、お待ちいただく事になる訳ですが、慶應病院の中で、1時間〜2時間近くお待ちいただいて、3分から5分間診察をして、その後会計をすませて、薬を取ってかえるまでさらに1時間以上お待ちいただいていた事を考えると、少しは通院の負担が少なくなったかなと思います。

実際に通院してくださる患者様の声を聞きながら、今年の5月から受付時間を変更させて頂きます。 申し訳有りません。
これから患者さんが増えて来ても、サービスが低下しない様、精進いたしますので、どうかおつきあいいただければと思います。

日本循環器学会に参加してきました

日本全国の循環器の医者が集まって、新しい治療法や、病気について話し合う。 循環器学会が今年は福岡で開催され、私も参加して参りました。 私の参加は今回診療の都合もあって一日しか参加できませんでしたが、大学に在籍している時には毎年発表や座長で参加していたので、とても懐かしい雰囲気でした。 私も今はまだ、大学を出たばかりで、知識も新しいですが、今後少しづつ時代に取り残されては行けませんので、定期的に学会に参加して、新しい治療法に付いて勉強してゆこうかと思っています。 一日だけの参加でしたので、朝6:20の羽田発の飛行機にのって、福岡に到着して、そのまま学会に参加。 その夕方遅い便に乗って東京に戻ってきました。 来年は横浜での開催らしいので、参加するのが楽でうれしいです。

雪が降ってます

今日は、朝布団から出るのがとても辛かったです。 起きてしまえば、まあそれなりになんとか体が動くのに、布団の中にいる時の「もうあと10分寝ていたい」と言うあの強い衝動は何なのかと、つまらない事を考えながら出勤していました。
今日は朝から雪で、面白い写真が撮れるかと思って、原宿から表参道を青山通りまで歩いてみました。 皆様足下に気を付けてください。

今日は正月休みの影響も有ってか、患者さんが少なく、予約していた患者さんも、ほとんど延期のお電話を頂きました。 ここは一週間に一回しか予約のとれない大学病院とは違いますので、 遠慮なく、無理せず天候のよろしい時にご来院下さい。

青山通りの歩道は、どうも雪が溶ける加工がされているのか、あまり滑らずに来れましたが、道路の材質の違う部分で滑るので、気を付けてください。

インフルエンザ・ワクチン

最近、インフルエンザのワクチンの希望する方が少なくて、「そろそろ今年も終わりなのかなー」と思っていましたら、今日なぜか連続で希望の方がいらっしゃって、ワクチン接種を行いました。 何かテレビかなにかで、インフルエンザの話が有ったのでしょうかね? 確かにそろそろ、インフルエンザがはやり始めていますから・・・。 
三好クリニックでは、今でも予約無しでワクチン接種が可能です。 いつでもどうぞ。

インフルエンザ感染について私が毎年見ていて思うのは、12月頃から1月頃までの間にA型が多く、2月から3月にかけてB型が多い様です。 AもBもあまり症状に違いは無い様に思います。 具体的には高熱(38度を越える事が多いです)・のどの痛み・急激に上昇する熱のため、足や腰の筋肉が重だるい(これはウイルスが増殖する場所が主に筋肉細胞だからだと言われています)、と言った症状でしょうか。 Aのほうが少し熱が高い印象がありますが、単なる私の私見です。 インフルエンザのウイルスは感染力が強く、乾燥に強いため、回りに感染者がおられる場合、マスクをして口の回りを保湿したり、加湿器や、空気清浄機等を使われる事も有効かもしれません。

ここ5−6年でしょうか・・、簡単なキットで10分程度で判定出来、さらにインフルエンザウイルスに効果のある薬剤が開発されたおかげで、診断・治療には比較的積極的になった様に思います。 10年前でしたら、自宅で安静にして寝ていてくださいとしか言いようが無かったのですが、大変な進歩です。

ちなみに簡単な、と申しましたが、患者さんに取ってはあまり簡単な検査では無いかもしれません。 なぜなら鼻の穴に綿棒(の細いの)を入れて、鼻汁を強制的に取り出す事が必要になるからです。 鼻水が出ればそれで良いのでしょうが、元々インフルエンザの初期だとあまり鼻水が十分出なかったりする事もありますし、何より、人前で鼻をかむという行為を躊躇されて(思いっきりかまないため)十分なサンプルが得られない事が多いからです。 しかし、やはり痛くて結構嫌な検査なのではないかと思います。

いつも通ってくださるある患者さんの診察時の風景
>最近のどが痛くて、少し熱が有るんですよ。
>そうですか、
>インフルエンザが心配なので検査してもらえませんか?
>いいですよ。 じゃあ。 ちょっと痛いですよ。 この綿棒を鼻の中に入れます。
>えー、そうなんですか・・。
>じゃあ行きますよ
>げふぉ、げふぉ・・。 これ痛いですね・・・。
>すいません。

・・・。 こうやって診察して、私はこの患者さんは、2度とこの検査されないだろうなーと、そのお顔を見て思いました。 今まで大学病院にいるとあまり自分で、採取しなかったですからね・・・。 採取する前に、一言「今鼻、目一杯出せますか? 出なければ鼻にこの綿棒を入れます」と伺ってからやれば良かったなーと反省した次第です。 確かに、一旦出してしまうと、ティッシュに元々付いていた物か、患者さんの鼻の中に入っていた物か解らなくなりますが、相手はウイルスですから、生きた細胞が状況ではそれほど長時間、存在しないはず。 ティッシュでも十分なんですよね。 正確に採取するならば、鼻から直接、患者さんに楽なやり方としてはやはり、ティッシュで一旦外に出してみてそれを検査にまわすというのが良いのでしょうね・・。 ごめんなさい。次から気を付けます。

週刊現代に紹介されました

三好クリニックが、今週の週刊現代(2012/1/28号)の、街の名医達というコーナーで紹介されました。
不整脈という分野をメインにして開業されておられる先生が少ないという事もあるのでしょうね。 なんだかとても持ち上げ過ぎなぐらい、良く取り上げてくださっています。 
三好クリニックは不整脈だけでなく、一般的な内科の診療を行うクリニックですので、不整脈以外でも何でもご相談下さい。 

夕刊フジの記者さんから取材を受けました

一昨日、夕刊フジの記者さんから取材を受けました。 「ブラックジャックを探せ」というコーナーで取り上げていただけるんだそうです。 ブラックジャックは天才外科医ですので、内科医でさらに特に天才でもない私が取り上げられるのは身に余る感じがしましたが、ご指名でも有りましたので取材を受けました。 来週20日木曜日に出るらしいです。 どんな記事になっているか少々怖い気がします。 なにせ、あまり医療の話をしなかった物ですから・・。
私自身、慶應大学での研究の仕事で何度か新聞に掲載された事は有りますが、診療で掲載されるのは初めてです。 なんだかこそばゆい感じがします。 取材いただきました、長田様、どうもありがとうございました。

2011/10/20追記
夕刊フジの記事がYahooニュースに掲載されています。
こちらにリンクをつけておきます。 なんだか良く書かれすぎて実感が無いです。 

区役所へ行ってきました

今日、区役所へ行ってきました。 退職したので年金の切り替え申請と、国民健康保険に加入の手続きをしてきました。
区役所の職員の方々って皆説明が丁寧で解りやすかったです。 僕のイメージでは、サービスを受ける側がすべて理解してやっていかなくてはならない感じでしたが、 ちょっとばかり感動しました。 こうなってくると、世の中のサービス業で受けてに負担をかけるのは大きな病院の職員ぐらいしか残ってないのかも(笑)・・・。 笑うところではないですかね・・、 いや申し訳ないです。 
しかし、区役所ってあんなにも電車の駅から離れているところに建っているんでしょうかね・・・。 そこが少し不便です。 そのために出張所が各地に有るんでしょうね。

表参道の周辺の写真をまたアップロードしてみました(
こちらからどうぞ)。 三好クリニックへ来院される方で、足腰の悪い方は、のぼりのエレベーターはこのみずほ銀行前のB4という出口から出られるのがおすすめです。 青山学院前方向の改札を抜けて、右に2回曲がって(B2とは反対方向)、少し奥まったところにエレベーターが有ります。 そこからあがるとこの出口から出られます。