不整脈学会と新幹線

2015-07-29 12.34.34 s
今週水曜日はクリニックをお休みして、京都の国際会議場で、日本不整脈学会に参加してきました。 不整脈学会というのは以前は心電学会という学会と、ペーシング学会という学会が一つになった学会です。 基礎系の電気生理の研究や心電図の研究を行っていた心電学会学術集会と、ペースメーカー治療などのどちらかというと少し不整脈の外科的治療にい領域の先生が集まったペーシング学会が、カテーテルアブレーションによる不整脈治療という基礎的な心電図波形の読影と外科的などちらかというとチャレンジングな要素の双方を持った治療が盛んにされる様になり始め、不整脈学会という学会が出来上がりました。 アメリカでももう少し前に、同じ様な動きがあって、その流れを汲んだ学会の統合だったわけです。 参加者にとってみたら、年に2回学会に参加していたのが1回になって、参加するのが楽になったわけですが、学会が大きくなりすぎて1020近い会場で同時に会議があるので、全部の演題が聞けないのでちょっと残念でもあります。
クリニックを平日連続で休むわけにはいきませんので、日帰半日だけの参加だったのですが、 QT延長症候群と、最新のカテーテル治療についての、外国からの招聘講演を聴講してきました。 なかなか面白かったですが、朝5時起きで、新幹線に乗って、移動だけでも大変で、東京に戻ってきたら疲れて、すぐ寝落ちしてしまいました。 もう歳なんですね・・きっと。

今回は、新幹線のチケットのオーダでちょっとしたアクシデントがあって、ちょっと愚痴っていいですか?
インターネットであらかじめ購入するサービスがあるのですが、今回間違って "e5489"というJR西日本がやっている発券サービスを利用したのでした・・。 このサービス知っている人は知っているのかもしれませんが、 JR東海の券を、JR東日本の駅では受け取ることができないのでした。  「どうして?」僕ははじめ何を言われているのかさっぱりわからなかったのですが、よくウェブページの説明を読むと書いてあります。 でも、東京発の往復のチケットを買うのですから、JR東日本の駅で発券できないなんて、意味わからないのですが・・。 それぐらいちょっと購入する時に、注意喚起してほしかったなー・・。  結局、往路のチケットはもう一度買い直して、京都で発券して、帰りはその切符で戻ってきました。 クレジットカードで購入しているので、往路のチケットは課金されたままでした・・。 高い勉強代でした。 みなさんもご注意を。  JR東海のチケットだけは、JR東日本の駅でチケットを発券するためには、年会費500円とか1000円とか払わないといけないみたいですね。エクスプレス予約っていうらしいです。 たしか4月ごろは発券できた気がするんだけどなー・・。 もう二度とネットでJR東海のチケットを購入するのはやめようと心に誓った一日でした・・。

学会場では、以前慶應にいた時に、お世話になっていた、不整脈関係の業者さんや、心電学会の事務をしてくださっていた、方にお会いして来ました。 みなさんお変わりなく、楽しい時間を過ごさせていただきました。
三好クリニック(内科)
〜青山・表参道〜