三好クリニック 青山・表参道

内科・循環器・高血圧・不整脈

糖尿病とインスリン治療

糖尿病という病気は皆さんご存知でしょうか?  患者さんにとってこれほど解りにくい病気も無いでしょうね。 
ほとんどの方が食事に不自由しなくてもよい現在の日本での生活では、多くの方が生きてゆくのに必要な量以上のカロリーを摂取しがちです。  糖尿病のほとんどの方はこのカロリーの過多によって起こってきます。  細かな病気のメカニズムの説明を省略して、誤解を恐れず簡単に言うと、「糖尿病の治療の原則は摂取されるカロリーの制限が一番」となります。 つまり食事制限です。 しかしこれは患者様の意志が無ければなかなか実現しません。 
そして、どうしても食事療法のみではコントロールが付かなくなって来た場合、薬を使用するしかありません。 私が研修医の頃は、糖尿病の薬と言えば、インスリンの注射とスルフォニルウレア型経口血糖降下薬の二種類しかありませんでした。 しかし、インスリン注射はご存知の様に患者さんに、毎食前の血糖採血と食事の量に合わせたインスリンの注射というとても過酷な作業を強いる事になります。 またスルフォニルウレア型の経口血糖降下薬は、血糖値は下がりますが、循環器系への副作用や低血糖等の副作用が強く、糖尿病の根本的な治療法ではありませんでした。 

続く