三好クリニック 青山・表参道

内科・循環器・高血圧・不整脈

睡眠について3

光と睡眠


眠る時の部屋の環境は、恐らく各家庭の習慣でそれぞれだいぶ異なっていると思います。 例えば結婚や合宿で共同生活してみたりすると、その違いを実感するでしょう。 部屋の明るさをどうするのかというのも、恐らく各家庭で生まれた頃からの習慣があって、慣れた方法で眠るのが良いでしょう。 光の環境は大きくわけで、全く通常通りの明るさで眠る方と、小さな豆電球にして薄暗くまわりの物がぼんやりと見えるぐらいの明るさで眠る方、そして厚手のカーテンでしめきって完全に真っ暗にしないと寝れないという方もおられる様です。  ちなみに、私はどんな状態でも寝れてしまいます。 どれが正しい寝方かというのは決まりは無いのですが、生理学的な視点からは暗くして寝た方が良いと思います。 その理由は動物が生活リズム(体内時計)を作るのに、目からの明るさの情報が重要な役割を果たしていて、それゆえ夜であると言う事を体が感じやすい様に、寝るときには部屋を暗くしていた方がリズムがしっかり出来てよいのでは無いかと言うわけです。 リズムについてはまた少し別途解説が必要かもしれません。
皆さん眠れるときには、部屋が暗かろうが明るかろうが眠れている事が多いと思います。 問題は眠れなかったときの対応でしょうか。 眠れない場合の多くは「眠れなかったら困るな」という感情や、その日のとても不愉快な出来事を思い出したり、途中で嫌な夢を見てしまって、そのいやな気分を引きずって眠れなくなったりするといった原因がある様に思います。 目をぎゅっとつぶってしまったり、部屋を真っ暗にしてしまって、目から入ってくる信号が無くなってしまうと、思考がとぎすまされて、むやみに不快な感情が昂って、どんどん眠れなくなるサイクルに入ってしまうような気がします。 そういう場合、私は、小さな豆球をつけて、目を開けて天井を見ていたり、周りの家具を見たりしてぼーっとしてみます。 目から何か情報が入ってくると、それがとても単調な物でも、思考が一時的に中断され、昂った気分が収まる事が多いように思います。 あくまで独断ですが・・。

次は日常のリズムについて考えてみましょうか